分身ロボットによるコミュニティ オリィ研究所

(株)オリイ研究所の吉藤健太朗さんと出会ったのは2014年2月。
ワタミの創業者である渡邉美樹さんが企画した「みんなの夢アワード」(プレゼン大会)の
運営スタッフだった時だ。

武道館において、ロボットコミュニケーターと称して自ら作製したロボットOriHimeと登場。
ブラックジャックを思い出させる黒のロングコート(本人は「黒い白衣」と言う)が印象的。

可愛いしぐさで動く小さなロボットを動かしているのは遠く離れた病院で
体を動かせずにベッドに横たわる入院患者だという。
ロボットを操作する入院患者はロボットを通じて武道館の観衆を見ることが出来、
ロボットに動作を与えることでコミュニケーションが取れる。
観衆もロボットのしぐさから、操縦者の気持ちを読み取ることが出来る。

彼はロボットに興味があるのではなく、人と人とのコミュニティに関心があるのだ。

私・根本と同じ奈良県出身。小学5年から人とのコミュニケーションに苦しみ引きこもりになった。
孤独の中で、折り紙に触れ、オリガミの達人となり、それが人とのコミュニケーションを支えた。
オリィ吉藤の誕生。

家や病院のベッドから動けなくても、
『会いたい人に会え、行きたい所へ行け、社会に参加できる』

プレゼンコンペで、彼は見事に優勝を勝ち取り、賞金2000万円を手にした。
未来を創るという夢に向かって走り続ける。

7月18日(土)坂本ゼミ特別講師として登場。

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「分身ロボットによるコミュニティ オリィ研究所」への2件のフィードバック

  1. 根本さん
    オリィ研究所さんのご紹介をありがとうございます
    特別ゼミでの吉藤様のお話がより楽しみなものになりました
    本田 佳世子