愛知県一宮市のたんぽぽ介護センターさん

7月に訪問した愛知県一宮市の「たんほぽ介護センター」さん。
昨年、訪問した時に衝撃を受けた。
さらに人に優しい企業になっている。
男性の利用者と女性の利用者が50:50
同様の多くの施設では、男女比が10から20%:90から80%だ。
男女の平均寿命が6歳違うので驚異の数字なのだ。

当初から男性の利用者を狙っていたと言う。
だから1億円を投資してプールを創った。
マージャンルーム、パチンコの部屋もある。

我が師匠、法政大学大学院、坂本光司教授が推薦の言葉「業界の非常識を覆したタンポポの常識経営」を寄せている「感動が幸せな職場をつくる-たんぽぽ介護の天使たち」をお勧めする。

推薦の言葉に「法律で定められたスタッフの1.3倍もの人数を配置している」がある。
ほとんどの経営者は人件費が1.3倍かかると思うと、「できない」とあきらめてしまう。
勤務形態を多様化することだ。
始業から終業まで勤務する正社員、好きな時間帯で勤務できるパート・アルバイトの方との組み合わせだ。
女性、高齢者、障がい者の雇用3弱者にやりがいのある働き場とする場合には、通常より人の数を増やすことがポイントとなる。
単純に考えると、人件費過剰となる。
どうしたら良いか、推薦した本と一緒に参加した岐阜県本巣市のLFCの井上富紀子取締役、井上会長の奥さんの感想にヒントがあった。

推薦の言葉に「法律で定められたスタッフの1.3倍もの人数を配置している」がある。
ほとんどの経営者は人件費が1.3倍かかると思うと、「できない」とあきらめてしまう。

勤務形態を多様化することだ。
始業から終業まで勤務する正社員、好きな時間帯で勤務できるパート・アルバイトの方との組み合わせだ。

女性、高齢者、障がい者の雇用3弱者にやりがいのある働き場とする場合には、通常より人の数を増やすことがポイントとなる。

単純に考えると、人件費過剰となる。

井上富紀子さん、「施設内のあちらこちらに花、一輪差しが置いてあり、素晴らしい」と感想を述べた^_^

女性は感性が豊かで、信頼できるトップや上司には、とことん尽くす。
その感性は、お客様の目線、自分たちが働き易い目線だ。意識しなくても自然に出てくる。
お客様の目線、自分たちが働き易い目線は、お客様のリピートを呼んだり、クチコミで新しいお客様も呼ぶ。自然に売上がアップする。
自分たちが働き易い目線は、、仕事が増えても段取り良くこなしていく。

3倍の人数を配置しているので、子供が熱を出した、両親の介護等の時も、他のメンバーやお客様に迷惑をかけることがない。良い循環となる。

女性の尽くす心は、こんな場合にも発揮される。

出社時は雨で会社内に傘を干してある。乾いたので、トップや上司の傘を丁寧にたたんで、「お疲れ様です。お先に失礼します」と声をかけて帰社したり、メモで置いておけば、人間関係は自然となごむ。

労働人口が年々減少している。女性、高齢者、障がい者の雇用が必須だ。弱者を雇用すると心が優しいトップは優しく接するので良い循環となる。

見方を変えると、雇ってやっているという姿勢のトップや社員がいると負の循環になる。

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