障がい者雇用の聖地を参拝して

先週の17日に障がい者雇用の聖地、神奈川県川崎市の「日本理化学工業」さんを訪問した。
同社を支援するママ達を主とした「キットパス」(夢をかなえる。きっとパスさせる意味)の総勢30名前後の視察会に同席した。

方向音痴の私、初めての場所はタクシーを利用する。方向音痴をカバーすると同時にタクシーの運転手さんが企業・施設の存在を知っているか、知っている場合は評判を聞くためでもある。
残念ながら会社名は知らなかった。20分程度かかると思ったが、JRの駅から9分で到着した。
私は車でしか行ってないが、「伊那食品工業」さんはタクシーの運転手さんが同社の自慢話をすると言う。
埼玉県三芳町の「石坂産業」さんは何度かタクシーを利用したが、会社の場所は知っているが何をやっているかまでは知らない。
5年以内には自慢すると思う。

小雨の中、早めに到着したのは、会社内に設置している「働く幸せの像」に感謝の挨拶をするためだ。
手土産は、障がい者全員と社員と大山泰弘会長や大山隆久4代目社長や役員の役員の皆様にも渡る60袋のお菓子を持参した。
我が師匠、法政大学大学院、坂本光司教授のテープや本にはお菓子の数は全員に渡ることを考えない配慮していないとある。
80を超すと相手に心の負担をかけるので60位で止めている。
やはりダストレスチョーク等を製造し、手が汚れるので一個ずつ袋詰めしたお菓子を選択して正解だった。

時間があるので大山会長の部屋(というより社員と同室の社員と同じ机上)で著書にサインをしていただいた。
私のFacebookの写真は大山会長と一緒の写真を掲載している。今年の2月に気づいたら大山会長の写真が張り付いていたので3月23日の「日本でいちばん大切にしたい会社大賞」の授賞式で大山会長の秘書でお嬢さんの真理さんに撮っていただいた写真だ。

チョークの2番目にシェアを持つ会社が廃業してかなりの部分が同社に流れ、健常者以上に戦力となっている障がい者が残業をしてこなし経営的には上々のようだ。

84歳の大山会長、立ったまま60分以上の講演と講演後は隆久社長と2班に分かれて工場内を説明していただいた。元気そのもの、障がい者雇用を推進したり坂本教授のように支援すると天から「障がい者雇用をしてくれてありがとうございます。もっと貢献してください」と長生きさせるようだ。女性の場合はお肌の心配は無用だ。福島市の「クラロン」の田中会長、90歳を超えているが綺麗だし頭の回転は鋭い。

見学会終了後、30名前後の方が自己紹介をした。今回は静岡市のキットパスの「海野絵利奈」先生と東京の「小野昌代」先生の生徒達が主で数名から坂本教授の話があった。
私は最後から3番目。こんな紹介をさせていただいた。

障がい者は、6%の確率で生まれると言われるが、2~3%は天・神が生む夫婦を決めて生まれる。それを感謝して育てるか。悲観・非難して考えるか雲泥の差がある。
残りの4~3%は家庭と地域の環境がつくると。63歳の私、確か高校生くらいまでは親戚や近所のおじさんにホッペタを叩かれたり叱責された。
今は学校で愛情ある教員の叱咤でも親が怒鳴り込んできて学校、教員のせいにする始末で気薄な関係になっている。地域のコミュニケ-ションがなくなっているのが障がい者を生んでいると思う。
一番悲しいのは「相手にされないこと」が浮かぶ。

ところが当日17日の中日・東京新聞の朝刊のトップ記事として、熊本地震の発達障がい者を支援する記事の中で、「主に先天性の脳機能障がいが原因で、中略。小中学生の通常学級でも6.5%の子が該当する」と紹介している。
発達障がいだけで6%を超えて、他の障がい者を含むととんでもない率になる。高齢社会がますます進む。最後は全員、身体の自由がきかない障がい者になる。

坂本ゼミに入学して一貫して生まれつきもあるが、家庭の問題と言ってきたが地域の無関心も原因と考えるようになっている。

キットパス。大山会長は3歳までに出えと言われてるが遅いようだ。1歳までには出会いたい。
出会ってもキットパスで、下手な絵だったりシート・紙からはみ出すと「どうしてママの言うようにできないのよ」と怒るか、「ママより上手、毎日、良くなっている。頑張っているね」とママの言葉で大きく分かれてしまう。
これ以前に、朝早く帰りが遅くて育児に参加できなくても妻に「手伝えないけれど。いつも大変だと思うけれどありがとう。感謝している」と言えないと「お父さんみたいになってはダメよ」となってしまう。
40代で結婚した私。30歳までに結婚していたら両親が3歳の時に離婚していたので、朝早く夜遅く、休日も仕事の私たったので間違いなく離婚していた。

私のFacebooKの友達には、障がい者、その親御さん、支援する施設の方が多い。
応援賛歌になればと思う。

1.広島県福山市にあるスーパーマーケットを主とする社員が4000人を超える「エブリィ」ホーミィホールディングスの岡崎雅廣社長の奥様の岡崎和江社長がトップを勤める「すまいるエプリイ」さん。10名前後の知的・精神障がい者が勤めているが、「できない」という言葉・発想がない。仕事中に「できない」という言葉・発想があったら帰社時には全員が「できる」にしてしまう。
できないと思ったり発言することはマイナス行動になってしまう。プラス言葉・発想で好循環になっている。翌日、店頭に並ぶ野菜の袋詰めをやったが適わない。障がい者は、健常者が10できるとすれば1しかできないが、できる1は健常者は適わない。トップが我慢強くできるものを見いだすことだ。

2.「日本理化学工業」さん、障がい者か健常者か分からない。障がい者全員がプロの職人と感じた。大山泰弘会長著の「働く幸せ」や最新刊の「日本でいちばん温かい会社」は障がい者雇用、特長を引き出すバイブルと言って良い。何度も読んで欲しい。2冊の著書を読むと最新刊の76Pに北海道の美唄工場の設立の経緯で「北海道光生舎」の名前が出てくる。今年の2月に坂本教授と経営者や数名のゼミ生で光生舎を訪れた際に教授に光生舎をどこで知ったのですかと質問をすると、今、考えているが分からないとのことだった。美唄工場の設立時の出会いではなかった思う。これが札幌市の「アイワード」さんとつながってくる。坂本ゼミに入学して2年、企業同志の繋がり。絆を感じる。

素晴らしい障がい者施設を視察しても、自社ではできない、あの施設だからできるとほとんど決め込んでしまう。変な思いこみだ。「北海道光生舎」さんの創業者の話は坂本教授の「日本でいちばん大切にしたい会社5」で最初に紹介されている。
創業者は右目と両腕を失い、現在、多くの障がい者を含め600名を超える会社になっている。この人の前では言い訳はできない。何でも諦めなければできると強く信じて実行して欲しい。

今回、大山会長が講演されたポイントは2つ、「共感脳」と「皆働社会」だが最新刊に記載されているので読んで欲しい。

3.天才と言われたピカソは発達障害のADHDだったとされる。同じくアスペルガーだったとされるゴッホも。
音楽家や芸能人にも障がい者が結構いるようだ。辻井伸行を始め盲目のピアニストも結構いるようだ。
できると信じ諦めない本人、身内や周りの方がいる。ヘレンケラーもそうだ。

4.先祖・親、配偶者、周りの方に感謝すること。
人間は自然に勝つことはできない。自然に感謝すること。先祖・親、配偶者は周りの方に感謝すること。
大病の場合、自分がを治ると考えるより、大病を持つ他人が治ると祈ることが良いとされる。
障がい者に限らず、親や配偶者を憎いと思う感情を感謝に変えると好転すると言われている。
Facebookの障がい者を持つお母さんから時々、メッセンジャーで相談を受ける。お母さんを恨んでいませんか、ご主人を憎んでいませんか、と質問をすると「はい」で、感謝してくだとさいと回答すると気持ちが楽になるようだ。

5.良い言葉、きれいな言葉を使うこと
昔から主語が抜けると言われる。
「あの上司、見ていろ」と思うと主語が抜けるので自分にも「見ていろ」と跳ね返ってくるので自分も苦しむ。
反対に、「他人を褒める」と主語が抜けるので自分を褒めていることになる。

6.技術の進歩はめまぐるしいものがある。ロボツトスーツ「HAL」は身体障がい者の脳と障がい箇所を結び「治る」と信じ切ると訓練することによって機能回復できる。
今年になって保険適用もされている。
身体障がい者から相談を受ける。HALが保険適用になったと言っても近くのHAL利用施設へ行く方と行かない方がいる。

夢を描き、できると信じあきらめない。障がい者に限らず人生の成功の鍵だ。

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