いい会社の稼ぎ続ける力とは

先週の小欄で、坂本先生がゼミで話された「力がある人とは、人望がある人です」のお言葉から、「いい会社」の経営者の器量として、稼ぎ続ける力=強さと、包み込む力=優しさがあると書きました。複数の方から「より詳しく」のお声にお応えし、続報をお届けします。

坂本先生は、いい会社には以下の共通項があると言われています。
1,業績<継続重視経営
2,業績<社員や社外社員とその家族の幸せ重視経営
3,業績<顧客の幸せ重視経営
4,業績<正しいか・正しくないか軸重視経営
5,業績<社会貢献経営
6,業績<業態重視経営
7,戦略<理念重視経営
8,急成長<年輪経営
9,バランス重視経営
10,対応力<提案力重視経営
11,物財<感動財重視経営
12,個人<全員主役経営
13,情報受信力<情報発信力重視経営
14,営業力<クチコミ力重視経営
15,クローズド経営<オープン経営
16,売上高<利益率重視経営
17,人財育成力<人財確保力重視経営
18,価格競争<非価格競争経営
これらの項目は、稼ぎ続ける力=強さの要素と言えます。

今回はこの中から価格競争<非価格競争について情報共有します。価格競争経営とは言うまでもなく、価格の安さで競争相手に打ち勝つ経営のことです。私たちが価格競争経営を選択すべきでない理由は大きく3つあります。第1に、価格競争に走ると、努力の方向が原価節減に向かい、人件費や仕入れ価格など大切にしなければならない人たちに犠牲を強いることになるからです。第2に、価格競争は最終的には資本力勝負になり、私たちのような中小零細企業では到底太刀打ちできない状況になるからです。第3に、安易な値引きや仕入れ先への値引き要請や仕入れ先変更などは、企業として真の力が錬成されないからです。

非価格競争を実践している事例として、東京町田市にある「でんかのヤマグチ」さんをご紹介します。「でんかのヤマグチ」さんは、昔ながらの町の電気屋さんです。周囲を多数の大型家電量販店に取り囲まれる中、テレビなど家電量販店の倍の値付けで販売し、20期連続の黒字を維持している企業です。

「でんかのヤマグチ」さんの繁栄の要素は多々ありますが、ここでは以下の3つに集約してご紹介します。
1,新規客獲得重視ではなく、徹底した既存顧客厚遇
2,売上高ではなく、粗利益率重視
3,チラシによる集客ではなく、担当営業の訪問営業よる対話の徹底

今日も皆さまにとって、素晴らしい一日になりますように。

春木清隆

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