後期ゼミ初日に寄せて

後期ゼミ初日を迎え、夏休み明けに皆が一堂に会しました。やっぱり嬉しい瞬間です。妊娠7カ月、安定期に入った同期の垣内さんや、我らが誇る静岡銘菓の老舗「たこまん」の平松さんにも久しぶりに再会できました。

坂本光司先生が「日本でいちばん大切にしたい会社」を2008年4月に出版されてから、日本は確実に変わってきたと感じます。67万部のベストセラーというだけでなく、私自身が「あの本に出会って、会社経営を180度変えました」「あの本で命を絶つのを踏みとどまりました」「間違いに気付かされ、社員全員にお詫びし、立て直してきました」という経営者に度々、お会いしてきたからです。苦労を乗り越え、信頼を得て、成功者となった、涙なくして聞けない真実の話に心を動かされてきました。

また、2010年からは「日本でいちばん大切にしたい会社大賞」を法政大学、日刊工業新聞社、あさ出版の主催で開催していますが、この大賞各社も素晴らしい経営者ばかりです。
坂本ゼミに入ったおかげで、決して接点を持つことはなかったであろう全国各地の経営者に会うことができ、感謝しかありません。

実家の両親が信心深く、小さい頃から、仏壇・神棚に手を合わせて感謝し、家族そろって朝の挨拶をして、1日をスタートしてきました。

今は毎朝、神棚に水を備え、手を合わせて、家族の平穏無事を祈っています。ふと気付いたら、いつのころからか家族と同じように、坂本先生の平穏無事も祈るようになっていました。
世のため人のため、弱き人を救うために真を尽くす坂本先生を真近で見ていると、倒れてしまうのではと心配になります。とにかく、ご自身の体を大切にして欲しい、というのがゼミ生一同の願いです。

これまで2年半、多種多様な分野の企業を訪問し、経営者から直接話を伺うと、メディアで語られていない真実の起業秘話、うまくいく経営手法、経営者ご自身のターニングポイントや人間的な魅力、人生哲学に迫ることができます。

その言葉ひとつひとつに血が通い、私たちの魂を大きく揺さぶるものがあります。どんな環境にあっても未来を切り拓くのは自分自身。そして、いくつになってからでも新しい人生を歩むことができる。与えれた命を世の中のために役立てなければ、という使命感。そんな熱い思いが沸き立ってくるのです。

坂本先生との出会いを最大限に生かせるように、1日1日を大切に過ごそうと改めて思っています。

きょう、この瞬間にも感謝を込めて。
皆さまにとって、健やかな1日となりますように。

福満景子

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