「リフォーム三光サービス」

九州の人には、イオン等の「リフォーム三光サービス」でお馴染みだが、「R101」、アールイチマルイチでは分からないと思う。

障がい者には向いている裁縫の仕事、日本全国で「障がい者に働く場を」を目的にする経営者に地域ごとに創って欲しい。
困るのは、表向きは「障がい者に働く場を」だが、腹裏には「金。金。金」がある方はご遠慮願いたい。

糸の提携業者等と連携しながら、洋服のリフォームをしている。
太った、痩せた、お母さんの形見の洋服の直し、かけつぎは魔法だ。

着物(和服)を蘇らせるのは新潟県十日町市の「きものブレイン」さんがあり、多くの障がい者がイキイキ働いている。想像を超える達人の障がい者もいる。HPを見て欲しい。

101には想いがある。同社のHPから、
就労継続支援A型事業というのはずいぶん長い名称ですよね。障がい者自立支援法という法律の中での呼び方なのです。
A型事業は、会社組織であり、主に障がい者が従業員です。
障がい者自立支援法では、次のような考え方をしています。
• 会社で働くことが、障がい者の自立に大いに役立つ。
• だから「会社で働いてもらう」ということは、その会社は一つの「福祉サービスの提供」をしているということになる。
そういう考え方なのです。ですから、働いている障がい者は福祉サービスの利用者ということにもなります。
会社と障がい者は、福祉サービスの利用契約を結んでいるのです。

それと同時に会社と障がい者は雇用契約も結んでいます。利用契約と雇用契約という2種の契約が同時に存在することになります。
障がい者は福祉サービスを利用する利用者でありながら、同時に、働くことで会社の利益に貢献する働き手でもあるのです。
そういうちょっと不思議な形態が、就労継続支援A型事業なのです。

宮崎栄二社長は苦労人だ。HPから。
昭和23年、福岡市生まれ。福岡工業高校卒。
高校卒業後、七年の縫製修行の後、オーダーメイド紳士服の営業・縫製を自分一人で行って大成功。
しかし当時、経営に関して全く無知であったために、入出金管理のずさんさから多額の借金を負ってしまう。
自己破産せず、昼はセールスマン、夜は縫製のバイトをして働き、5年で借金を完済。この間の苦しい体験のため、堅実な経営の重要さを骨身にしみて知っている。

平成元年、衣服リフォーム会社「リフォーム三光サービス」を創業。
一番初めの社員は、ろうあ者で、たいへん腕のいい一流の職人だった。
その後、会社は年商4億円(平成24年現在)を売り上げるまでに成長したが、その間、常にろうあの優れた職人たちと共に歩んできた。
現在、直営店舗数36店、社員数135名と、衣服リフォームでは九州No.1となっている。
平成21年、同社社長を退き、会長に就任。
平成24年6月、「障がい者雇用100名以上」を目指し、株式会社R101を設立。
同年9月、福岡から就労継続支援A型事業として指定を受ける。

一日に6時間務める障害者もいる。4時間勤務でも障がい者の集中力は凄い。

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