総合失調症に限らずお勧めします

1年前

昨年、11月に鹿児島市の
ラグーナ出版さんから出版された写真の本、
総合失調症に限らずお勧めします^_^

ラグーナ出版の思索と活動の総決算——
中井久夫と考える患者シリーズ第一巻『統合失調症をたどる』がいよいよ11日に刊行です!
本シリーズは、日本の精神医療を導いてきた中井久夫先生の本を患者の視点で読み解き、体験を語り、患者、家族、支援者がともに希望を紡いでいくものです。

 私(森越)が精神科医として働き始めた1980年代の後半、入局すると先輩からまず、中井久夫先生の「精神科治療の覚書」を読むように勧められました。
そこには「医者ができる最大の処方は希望である」と書かれていました。

果たして自分にできる仕事だろうかと何度も思い悩み、職場を幾度も変えましたが、中井先生の本だけはいつも手許にありました。中井先生の言葉を導きの糸として精神科医を続け、やがて、ラグーナ出版の設立、2009年最初の単行本「風の歌を聴きながら」を刊行したとき、よもや中井先生が書評を書いてくださるとは夢にも思っていませんでした。

お手紙のやりとりから、ラグーナでは皆と中井先生の著作を読み合わせるようになり、病の体験を語り合う中で、この本が生まれました。

 編集を終えて、ある”考える患者”は、「多くの人がこの本を手に取って発病を未然に防ぎ、統合失調症を正しく理解してほしいと願うばかりです」と語りました。第1巻では、統合失調症の経過を丹念にたどりました。

どのような状況が発症への準備性を高めるのか、病に圧倒されて言葉でうまく伝えられない前兆期や急性期に患者は何を考え、医療者や家族にどうしてほしいのか、回復期において何が患者の回復を助け何が妨げとなるかを考察しました。
ラグーナ総決算の本です。多くの方々に手に取っていただけましたら幸いです。
(森越)

ラグーナ出版さん
昨年末、業務拡大の為に同じ鹿児島市内に移転された^_^

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