「単身赴任は人を幸せにしない」

21日に浜松市で開催された「静岡県中小貴企業経営革新フォーラム21」で、、
17日に刊行された自著「人を大切にする経営学講義」で法政大学大学院 坂本 光司教授が260-261Pの小学校1年生の「あたらしいせいかつのしがつ」を紹介し、256Pの「単身赴任は人を幸せにしない」のポイントだけ紹介した。

教授、3回目の校正時にギリギリ追加した内容だ。
私も小学校1年生の作文を見た時に涙した。

単身赴任、サラリーマンとしての出世に必要な事項ととらえる方が多いと思う。

でも、毎日一緒にいた子どもや奥様は寂しいものだ。

今、経営コンサルタントだが、64歳の私がサラリーマンで単身赴任をすると想定すると、元気だがガンがあり、抗ガン剤の副作用で肝臓の機能低下をしている愛犬シシィがいるので拒否をすると思う。
自宅から片道、車で20分の茶屋が坂動物病院の往復と診察、検査結果を待ち治療を受けると半日は必要だ。
仕事を持っている妻は時間に余裕があっても運転は難しい。
シシィが運転席にくる場合があるから、タクシーでの往復しても妻一人では難しい。

企業の目的は社員とその家族を始め関係者が幸せを感じることとしたら、単身赴任は経営者としては避けたい。

4年前の定年退職までお世話になったTKCさんでトップから東京本社への異動を言われたことがある。
単身赴任になりますと言ったら取り消しになった。
同期入社の仲間が心筋梗塞で亡くなったこともあるからだ。

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