ごちゃまぜ「シェア金沢」さんから学ぶ。8

ごちゃまぜ「シェア金沢」さんから学ぶ。8

先週14日のカンブリア宮殿、セカンドハーベスト・ジャパン 代表 チャールズ・マクジルトンさん、
「可哀想だから助ける」のではなく、「ここに暖かい食事があるから、よかったらどうぞ」と呼びかける。「共に生きる」という意味を、シンプルに示している。

昨年7月21日にカンブリア宮殿に登場した「シァア金沢」の雄谷理事長もこんなことを言っている。
「やってあげる」「やってもらう」がベースの福祉は、やがて破綻する。
世の中にはいろいろな人がいて、それぞれ助け合って生きている、だから社会的に必要とされない人は存在しない、「佛子園」の哲学は、人の原点である。

人間は平等だと思う。
法政大学大学院 坂本 光司教授から、社員は社員という役割がある。社長は、社長という社員の役割があると教えていただいた。
マクジルトンさん、雄谷さんは、このことを自然な言葉で表した。
流石、村上龍は編集後記でポイントをまとめている。
「カンブリア宮殿」の本放送も役に立つが、HPも役に立つ。
番組関係者に敬意を表したい。

教育という。10年以上前から共育に変わっている。教育は上から目線、共育は赤ちゃんからも犬や猫からも教わる。

企業も個人も対等。

福祉施設というと

してあげる側

される側

サービスを受ける側と思ってた段階でエネルギーを失っていく

勝手にドアを開けておにぎりを投げられた

私は動物じゃない

でも本人は出勤前にわざわざコンビニに行っておにぎりを買っていい気持ちになったはず

受ける側は全然違う

社長、上司が社員に、やっている

この考えを変える時がきた

政治、福祉施設も学校も同様だ

2社の番組のHPから。
「もったいない」を「ありがとう」に変える奇跡の食料支援

セカンドハーベスト・ジャパン 代表 チャールズ・マクジルトン
まだ食べられるのに捨てられている食べ物、いわゆる「食品ロス」が日本では年間約632万トンにも上る。
日本人1人当たり、毎日お茶碗約1杯分(約136g)のご飯の量を捨てている計算だ。
一方で、日本人の6人に1人が相対的貧困状態にあるという。
そんな時代に、処分される食品を集めて、困っている人々や団体に届ける取り組みがじわじわと広がっている。
それが「フードバンク」だ。日本ではセカンドハーベスト・ジャパンが2002年に最初の活動を始めた。率いるのは、なんと元ホームレスのアメリカ人。「もったいない」を「ありがとう」に変える奇跡の食料支援活動に密着!

「もったいない」を「ありがとう」に変える奇跡の食料支援

セカンドハーベスト・ジャパン 代表 チャールズ・マクジルトン

まだ食べられるのに捨てられている食べ物、いわゆる「食品ロス」が日本では年間約632万トンにも上る。
日本人1人当たり、毎日お茶碗約1杯分(約136g)のご飯の量を捨てている計算だ。
一方で、日本人の6人に1人が相対的貧困状態にあるという。
そんな時代に、処分される食品を集めて、困っている人々や団体に届ける取り組みがじわじわと広がっている。
それが「フードバンク」だ。日本ではセカンドハーベスト・ジャパンが2002年に最初の活動を始めた。
率いるのは、なんと元ホームレスのアメリカ人。「もったいない」を「ありがとう」に変える奇跡の食料支援活動に密着!

余った食品が困っている人の役に立つ、日本初のフードバンク!
フードバンクは1960年代に米国で始まり、日本でも「もったいない」をキーワードに広がっている。
2002年に国内初となるフードバンク、「セカンドハーベスト・ジャパン」が誕生。
恵まれない人を助けるという目的だけではなく、誰もが食べ物にアクセスできるセーフティーネットの構築を目指している。
また、月に2回、隅田川沿いで行われる炊き出しをはじめ、食料を取りに来てもらうピックアップ拠点を都内に14ヶ所、2020年までに75ヶ所を目指している。

隅田川の元ホームレスが立ち上げたフードバンク誕生秘話
4歳でアルコールに手を出し、12歳の頃には依存症に陥っていたというチャールズ・マクジルトン氏。高校時代に克服し、海軍に入隊。
1984年に横須賀米軍基地への赴任を命じられ初来日。除隊後、東京・山谷の修道院に下宿した。
そこで毎週行われていた炊き出しを手伝うようになり、あるきっかけから自分も隅田川沿いでホームレスを1年3ヶ月にわたって体験した。
その体験が契機となり、2002年、日本初のフードバンクを設立。

「あげる側ともらう側に上下関係はない」、「必要としている人のプライベートには過剰に踏み込まない」…チャールズの哲学に迫る。

食料支援の輪を全国に!
今や食料支援の代表的な存在となったセカンドハーベスト。
支援企業の数もスタート当初はわずか2社だったが、現在は1400社にまで増えた。
チャールズはこの強みを生かし、全国へフードセーフティネットの輪を広げようとしている。
番組では沖縄のフードバンクを取材。そこには地方が抱える大きな課題があった。

ゲストプロフィール
チャールズ・マクジルトン
1963年アメリカ・モンタナ州生まれ
12歳でアルコール依存症に
高校卒業後 海軍入隊
1984年初来日
2002年国内初のフードバンク設立

企業プロフィール
住 所:東京都台東区浅草橋4-5-1水田ビル1F
設 立:2002年
協力企業数:1400社(2017年11月現在)

村上龍の編集後記
今の日本で、空腹を抱えている人々がいることをイメージしづらい。
ファストファッションを身につけ、スマホを操ったりしている。
スマホを買うお金があったら食事を何とかしろと思う人も多いだろう。
だが、どんな時代でも、空腹は辛く、社会を不安定にする。
マクジルトンさんには壮絶な過去があり、だから、なのか、しかし、なのか、考え方も行動もフェアだ。
「可哀想だから助ける」のではなく、「ここに暖かい食事があるから、よかったらどうぞ」と呼びかける。「共に生きる」という意味を、シンプルに示している。

昨年7月。
ごちゃ混ぜの街作りで地域活性!
金沢発!大注目コミュニティの全貌

佛子園(ぶっしえん) 理事長 雄谷 良成(おおや りょうせい)

多くの観光客で賑わう石川県金沢市。その閑静な住宅街に、注目スポットがある。その場所の名は「シェア金沢」。
新しく作られた小さな町に、全国から年間600以上の視察団が訪れるほど、関心を呼んでいる。
東京ドームよりやや小さい敷地に、高齢者や学生、障がい者など、およそ70人が一緒に暮らす「多世代共生タウン」となっている。
敷地内には、クリーニング店やレストラン、売店、天然温泉、さらにデイサービス施設もあり、日常生活には困らない。
それだけではない。「シェア金沢」には、就労の場も多くあり、高齢者や障がい者が働きがい・生きがいを持って充実した日々を楽しんでいるのだ。金沢発、大注目コミュニティの全貌に迫る!
注目のスポット“ごちゃ混ぜ”施設「シェア金沢」
<高齢者が安心して暮らし、生きがいが持てる街>
シェア金沢で、住民の半数以上を占めるのは32戸のサービス付き高齢者住宅に住む高齢者。
住まいは1LDKにキッチン、バストイレ付きで家賃と共益費、さらに毎日の安否確認など「見守り」のサービスがあり、計12万円ほど。
栄養面を考慮した手作りの朝食と夕食のサービスもあり、住人から評判が高い。
2年前、配偶者に先立たれた鈴木総七郎さん(74歳)は、神奈川県からシェア金沢へ移住して来た。
鈴木さんは、日々、敷地内にある畑で野菜作りに汗を流し、さらに、施設内の高齢者向けデイサービスでも働きはじめた。シェア金沢で、生きがいを持ちながら有意義な生活を送っている。

<学生も障がい者も、みんなが“ごちゃ混ぜ”>
シェア金沢には、学生や障がい者も暮らしている。学生用住宅は光熱費込みで家賃は4万円と割安。
その条件として、シェア金沢内で月30時間のボランティア活動が課せられている。
例えば、高齢者の入浴介助や、対話など。
高齢者と若者が交流する恰好の場になっているのだ。一方、障がい者も温泉やレストランで、健常者と一緒に働いている。
シェア金沢では、障がい者40人の雇用も生み出している。
様々な人たちが、ごちゃ混ぜに触れ合う空間を作ったのが、「佛子園(ぶっしえん)」理事長、 雄谷良成(おおや・りょうせい)だ。
シェア金沢を運営する佛子園は、雄谷の祖父が、戦災孤児や障がい児などを預かり、1960年に創設された。雄谷はそうした子ども達と、ひとつ屋根の下で一緒に育った。
「障がい者が隣にいて当たり前の場を作りたい」。雄谷の思いを具現化したのがシェア金沢なのだ。

ごちゃ混ぜの原点・西圓寺の奇跡
石川県小松市にある、佛子園が運営する福祉施設「西圓寺(さいえんじ)」。廃寺となっていたスペースを、雄谷が再建し、住民が集う憩いのスポットに。
ここは、子供からお年寄り、そして障がいを持つ人でいつも賑わっている。
西圓寺には、天然温泉やカフェ、酒場、そして高齢者や障がい者向けのデイサービスもある、まさに“ごちゃ混ぜ”の空間。
ここでも、障がい者向けに様々な雇用の場を設けている。シェア金沢の原点とも言える場所なのだ。西圓寺が廃寺から生まれ変わり、住民の世帯数も少しずつ増えているという。

全国に広がる佛子園の町づくり
雄谷が提案する「高齢者や障がい者が一緒に支え合う街作り」は、全国に広がり始めている。
東日本大震災で被災した宮城県岩沼市もその一つ。
この春、被災した住民1000人が、仮設住宅から高台の新しい町(玉浦西地区)へ集団移転を完了させたばかり。
新たな街作りの核となっているのが、佛子園方式だ。
野菜の出張販売など、障がい者向けの雇用を生み、さらに、被災した土地に羊を飼い、地域の人々が交流する場をつくり出している。生きがいを持ち、人々が触れあい支え合えるコミュニティ作りが始まっている。

ゲストプロフィール
雄谷 良成
1961年金沢市生まれ。金沢大学卒業後、特別支援学校の教員を経て、青年海外協力隊としてドミニカへ。帰国後、北國新聞社に入社。「やってあげる」「やってもらう」がベースの福祉は、やがて破綻する。
世の中にはいろいろな人がいて、それぞれ助け合って生きている、だから社会的に必要とされない人は存在しない、「佛子園」の哲学は、人の原点である
1994年実家の佛子園に戻り、事業を展開。
2014年シェア金沢オープン

企業プロフィール
所在地: 石川県白山市北安田町548番地2
売上高: 20億5500万円(2015年度) 
職員数/ ●正規職員:172名 ●パートタイマー:282名

村上龍の編集後記
「ごちゃ混ぜ」を、こむずかしく言い換えると「共生」となり、きまじめなニュアンスになる。
障がい者、高齢者、それに子どもたち、同じ地域で生きるのは非常にむずかしい。
おそらく「きまじめ」だとうまくいかない。雄谷さんは、スタジオでも、「こんなこと言っちゃっていいんですかね」という感じで、笑顔が絶えなかった。

「やってあげる」「やってもらう」がベースの福祉は、やがて破綻する。
世の中にはいろいろな人がいて、それぞれ助け合って生きている、だから社会的に必要とされない人は存在しない、「佛子園」の哲学は、人の原点である。image7.jpegimage6.jpeg

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