いい会社とは?【No18高校生向け模擬授業2017/11/15】

今回は、坂本研究室に依頼をいただき毎年実施していた“大学模擬授業”についてご紹介致します。
この企画は、ある社団法人が高校と大学の橋渡しをすることで、現役の高校生に“さまざまな大学の授業を受講する機会”を提供することを目的としていました。坂本研究室では2014年から2017年まで毎年2~3校へ講師派遣の依頼をいただきました。本来は坂本教授あての依頼であったと思いますが、坂本研究室では所属する社会人大学院生が講師役を受け持たせていただきました。

私は2017年11月に講師として都内の私立高校へ伺い模擬授業をさせていただく機会に恵まれました。その日は約20大学が26講座を準備しており、約600名の生徒のうち40数名もの多くの生徒が坂本研究室の“いい会社”というテーマを選択してくれ、約70分お話させていただきました。

用意した資料はパワーポイント50ページとある作文。資料は1か月ほど前から徐々に思案し、少しずつ内容やストーリーを見直しながら完成度を上げていきました。作文は坂本ゼミでは毎年坂本先生から資料提供されるものです。私自身が高校生の時に読みたかったと思うものを選びました。

純粋で多感な生徒さんへの講義は責任重大だと覚悟していましたが、実際の模擬授業ではとても楽しい時間でした。今となればもっとこうすればとか、双方向のやり取りを増やせばよかったと反省ばかりです。生徒さんの心を掴むことの大切さや難しさを改めて実感できました。
何かひとつでも生徒さんの記憶に残る話ができていればうれしいです。

<生徒さんからの感想(一部抜粋)>
講義後に学校の先生から感想文を郵送いただきました。できれば一人一人の生徒さんに会って思いを聞いてみたい、意見交換したいという気持ちが溢れてきた思いでした。

・障がいがあるからという理由で雇わない会社と比べてどんな人でも雇うところが、本当に人を大切にしているなと思いました。
・社長が社員のために精一杯アイデアを考え、社員が社会のためにアイデアを形にしていき、社会のみんながそれに応えて商品を買うというサイクルが良い会社と呼ばれる会社に多いことが学べました。
・自分は働くことは自分が好きなことで生きるために働くと思っていましたが、自分のためではなく、人のために働くことを知りました。
・ブラック企業やリストラなどは耳にしたことはありますが、私はそういう会社がなくなってほしいと思います。
・一番心に残っていることは、会社とは関わる全ての人の永遠の幸せを追求するためにあると先生がおっしっていたことです。人の幸せのために、社会に貢献するためにある会社は素敵だと思うし、そのような会社が増えたら良いなと思いました。
・私の父は警察官です。公務員は確かに安定した収入を得ることができますが、かなり働くと思います。交番勤務の父は、どこかの国の偉い人が日本に来ると、泊まりが増えるし、年末になると休みも減ります。休日も土日に重ならず、なかなか家族の時間を過ごせません。何かを得ると、何かを失う、これは仕方がないことなのかと思っていましたが、そんなことはない、と今日分かりました。今回学んだことを活かすことが今後できたらいいな、と思います。

坂本先生の温かい想いから毎年ゼミ生がこのような機会をいただいていました。坂本研究室ではほかにも大学生や社会人への講義の機会もありました。
インプットしたものは必ずアウトプットが必要だと坂本先生がおっしゃっていたことを実感できた機会でした。

***補足***
この投稿では2012/4~2018/3までの6年間法政大学大学院 政策創造研究科 坂本研究室で経験した【いい会社視察】・【プロジェクト】・【授業で学んだこと】を中心に、毎週火曜日にお届けしております。少しでもお読みいただく皆さまのお役に立てば嬉しい限りです。個人的な認識をもとにした投稿になりますが、間違いや誤解をまねく表現等あった場合はご容赦いただければ幸いです。(桝谷光洋)

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