一般社団法人Huuug(ハーグ) 南三陸を支援し続ける元タカラジェンヌたち

 11月24日 南三陸町ベイサイドアリーナで南三陸エンターテイメントショーが開催されました。(https://www.m-kankou.jp/event/206933.html/ ) 主催は一般社団法人Huuug(ハーグ)(http://www.huuug.jp/ )、元タカラジェンヌの ひの あんじ さんが2017年に立ち上げた団体です。
 ひのさんは、震災後の2011年11月から南三陸町を中心に復興支援を続けていますが、自らの活動を”支縁”と定義しています。ひのさんご自身の悲しい体験を乗り越える原動力にもなった南三陸の人々との温かいご縁をつなぎ、そしてそれを応援したいと思うたくさんの人達との温かいご縁をつないできました。
 このショーはこの7年間の支縁活動の集大成とも言えるイベントでした。南三陸町をエンターテイメントで支えたい! その想いは、ただ外から何かを持ってくるのではなく、地元で演舞やダンスや楽器を練習するこどもたちが、舞台上から満席の観客を楽しませる体験を通して、エンターテイメントの持つ力の素晴らしさを伝えようとしたのです。
 「観客を満席にすることができなかったのが自分の力不足で悔しい」と、ひのさんは涙ながらに関係者との懇談でスピーチをしました。しかし、こどもたちとその親たちは、確かに彼女の命がけのメッセージを受け取りました。イベントが終わってすぐに「次はこうしたい」というこどもたちからの熱いメールが届いているそうです。
 ひのさんが南三陸町にまいたエンターテイメントのタネは、確実に芽を出しました。

 ひのさんは大阪出身ですが、南三陸復興応援大使にも選ばれています。彼女は、電気も水道もガスもままならない被災直後の時期から、ガレキ撤去、漁業支援という肉体労働にとどまらずご遺体捜索も続けてきました。
 そして、自分が本当に役に立てることは何かを考えた末、宝塚歌劇団で培ったエンターテイメントの力で街を元気にしていくことにたどり着きます。街の方の話をただ聴くことからはじめて、ダンス教室を開き、そしてこどもたちと一緒に踊り、歌う活動へと、現地でニーズを聴き、自分のできることを全力で続けてきました。 そして、活動からこども向けのミュージカルプログラムが生まれます。 こどもたちが童話の主人公になりきって、歌い、踊り冒険するプログラムです。ただ楽しいで終わらずに、大事なことを学べます。 『あかずきん』が防犯教育、『ももたろう』がいじめ防止、『3びきのこぶた』が防災教育です。
 2017年、復興支援を主としてきた団体を解散し、エンターテイメントによる社会貢献に特化した一般社団法人huuugを立ち上げました。食品ロスをテーマに『たべものとふしぎなだいぼうけん』、自分らしくをテーマに『This is me』を制作し、活動の場を広げています。
 今回出演はひのあんじさんのほか、RiRiKAさん、彩星りおんさん、中原由貴さん、沢希理寿さん、咲希あかねさんの5人、いずれも南三陸の支援活動にも来ていました。そして、特別ゲストのミュージカル俳優 戸井勝海さんも熱い想いを届けてくれました。
 こうした想いある人々の地道な活動を知っていく機会となれば嬉しいです。

人を大切にする経営人財塾 桂 利治

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