君の未来はその手の中に 人は必ず輝ける

 2018年12月19日、大阪のフレンチレストラン、ル・クロ・ド・マリアージュで行われたイベント『君の未来はその手の中に Part5』に参加してきました。
 主催者の「キミノテプロジェクト」(http://kiminote.fun)は、黒岩功さん、畠山織恵さん、瀧幸子さんそして内田明子さんが進めているプロジェクトで、『すべての人がもともと持っている可能性に自ら気づき、それを発揮できる環境ときっかけを創る』ことを目指しています。

 黒岩さんと瀧さんからは、クッキング専門放課後デイサービス「ル・クッカー」の報告がありました。昨年(2017年)12月1日から、障がいを持った子どもたちにプロのシェフが寄り添って料理とお菓子づくりをしている取り組みです。ここでは、大人が子どもたちに何かを共有するのでも、ただ一緒に時間を過ごすのでもありません。
 「寄り添う」とは「(本人に)選択をさせる」ことで、大人のすべきことは「待つこと」と「許すこと」だと黒岩さんは言います。料理を通じて、子どもたちの自立心を育んでいるのです。
 「”その子にとってのできる”が必ずあるから、ここには”できること”しかないんです」と瀧さんは言います。この子たちは働けるのかな?と不安を抱えてきたお母さんたちにも笑顔が戻ります。「お母さんたちが元気でいれば、子どもたちは大丈夫。」ありがとうが飛び交うキッチンで、子どもたちの自立心が育まれ、お母さんたちの元気が戻っていきます。
 畠山織恵さんからは、今年(2018年)6月に息子の亮夏(りょうか)さんと設立した会社;一般社団法人HI FIVE(http://hi-five.biz)の活動報告がありました。19歳の社長、亮夏さんのキャッチコピーは「動けないけど社長」、「話せないけど大学講師」です。亮夏さんは重度の脳性麻痺によって生まれつき体が自由に動かず、言葉も十分に発することはできません。
 そこで、体が動かない自分だからこそできることをやろうと、自分の体を”生きる教科書”として介護の教育現場に提供するビジネス(「イキプロ。」;生きる教科書プロジェクト)を開始しました。当日会場に駆けつけた大学の先生から「イキプロ。」によって、従来型の授業ではありえなかった大きな変化が学生たちに起こったことも報告されました。
 「働くことは生きること。誰かの役に立つことが嬉しい。やりたいことをあきらめないでください、夢は絶対に叶うから。」と亮夏さんは瞳をキラキラと輝かせながら思いを伝えてくれました。
 ファシリテーターの大久保寛司さんからは「人は必ず輝ける。どんな人もいいものを必ず持っている。それを引き出す環境、状況をいかに作るかにかかっている。」とコメントがありました。
 内田さんは最後にこう語りました。「すべては想うことから始まる。そして、すべては出会いだと思っています。4人それぞれが同じ想いをもって、それぞれが出会う人たちにメッセージを届けていきます。これからも出逢いの場を作り、人と人とをつなぎ、想いに向かってはじめの一歩を踏みだす勇気を与えられる存在でありたいと思っています。」
 このプロジェクトからいただいた愛と勇気を、私の出逢う方々にも届けられたらと思います。

人を大切にする経営人財塾 桂 利治

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です