不平等と不公平の違い~其々の立場で役割を果たす

令和の時代になり、天皇制の在り方が議論になっています。

皇室典範は「皇位は皇統に属する男系の男子が、これを継承する」。つまり父方に天皇の血筋を引く男性のみが天皇になると定めていますが、現在40歳以下の7人の皇族のうち、悠仁さま以外は全員が女性で、女性皇族は結婚すれば皇室を離れることになっていります。そのため、愛子さま、眞子さま、佳子さまはじめ6人の女性皇族が結婚されることを想定すると、近い将来、若い皇族は悠仁さまだけになる可能性になるからです。

また、象徴天皇制についても話題になっています。天皇在位中の上皇さまのご努力が次の言葉に凝縮されています。

「これまでの天皇としての務めを、国民への深い信頼と敬愛をもって行い得たことは、幸せなことでした。象徴としての私を受け入れ、支えてくれた国民に、心から感謝します」

連休中、ミーティングや残務をこなすために数日出社しましたが、靖国神社の近くに会社がありますので、警官の多さに驚かされました。新天皇の一般参賀では、14万人超えで新しい時代を祝う一方、天皇制に反対する人のデモやテロに備えての警備のためです。

当ブログで天皇制についての個人的な意見を書くことは相応しくないために控えますが、

1.不平等と不公平

2.各々の立場・役割を果たすことの重要性

ことについて、改めて考えさせられました。

世の中を見渡してみれば、不平等なことばかりです。

・裕福な家に生まれる、貧乏な家に生まれる
・健常者として生まれる、ハンディキャップをもって生まれる 

他・・・・決して、平等であるとは言えません。

そうした中で、問題なのは、不公平になることだと思います。

女性だから、男性に大学受験で不利になる。
障がい者だから、雇用されない。

こうしたことに、人は憤りを感じるのではないでしょうか?

公平とは、生まれ、健常、障がい、能力や資金力の有無 その他を前提として、

1.差がなく、機会に恵まれる。差がなく対応すること

2.さらに、幸いにして、健常者として生まれた人が、障がい者として生まれた人をケアーすること

が、社会全体として公平ではないでしょうか。

「障がい者に生まれたいと思う人はも、障がい者を生みたいと願う親もいない」

と坂本光司会長は、繰り返し言います。

自己責任という人がいますが、生活保護費をパチンコで使ってしまう親の元に生まれたとしても、その子は親を選べないことを考えると、やはり、社会全体で支えていくのが重要ではないでしょうか。

天皇家に生まれる、一般の家に生まれる、このことは、生まれてくる本人が選択できません。
さらに、天皇家に生まれて、社会全体の中で、例えば、本人が望まないとしても、簡単にその役割をやめることはできないのが現実です。

であるとすれば、天皇制の賛否は別として、その中で、精一杯、役割を果たしてきた・皇后には今上天皇を、心から敬意を払いたいと思います。

また、同様に、望まない不平等の中で、様々なハンディーを持っていても頑張っている人にも敬意を払いたいと思います。

世の中には、偉い偉くないといった上下で考えることは、全く意味がなく、それぞれの役割の中で、精一杯、次世代に向けて役割を果たす・・・といったことが重要でなないでしょうか?

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