「あり方」を学ぶ

あり方」を学ぶ

▼「あり方」
人を大切にする学会では、経営の「やり方」を学ぶのではなく、
「あり方」を学ぶ学会であると言われています。
「在り方」といってもいいかもしれません。
人としての「あり方」、経営者としての「あり方」を学ぶことによって、
永続する企業経営をめざしていくことが学会の目的の
大きな柱であると理解しています。

▼弁護士業界も「あり方」を学ぶことが大切
弁護士は、通常、ベテランの弁護士の下で仕事を始めます。
弁護士業界は、いわば「徒弟制」だと思っています。
法律は座学で学べます。しかし、人と人との問題を解決するためには、
「人」に対して強い関心を持ち、そして自分自身が人としての
「あり方」を身につける必要があります。
そのためベテランの先生の職業人としての「あり方」を
学んでいくことになります。
「あり方」は一朝一夕では身に着けることはできず、
時間をかけてじっくり醸成していかなければなりません。
時間をかけて先輩弁護士に「あり方」を学ぶ、
という意味で「徒弟制」だと思うのです。

▼「あり方」とは「心の持ち方」
そして、「あり方」とは「心の持ち方」、
「心の定め方」なのではないかと思うのです。
渋沢栄一先生の言葉に
「世の中の事はすべて心の持ちよう一つでどうにでもなる」
という言葉がありますが、この「心の持ちよう」というのは、
つまり「あり方」ではないかと。
雑誌「経営と理念」には、小桧山博さんの
「くちびるに歌を持て心に太陽を持て」というエッセーが
載っていますが、このエッセーは経営とは直接無関係の話が多いです。
また坂本先生も講演や授業の中で、よく最近、坂本先生自身が
感動した話をお話しくださいますが、これも直接的には経営とは
関係ない話題もあります。しかし、いずれも「心の持ち方」
「心の定め方」に関するお話であり、つまりは経営者としての
「あり方」に関わる話なのだと思います。

▼「あり方」の学びに終わりはない
「あり方」が「心の持ち方」だとすれば、これはいくら学んでも
学び尽きるものではありません。学会に集う多くの経営者がいつまでも
学び続ける理由はこの点にあるのではないかと思うのです。
私はまだまだ浅学の身なので、これから先も永遠の学びの時間を
楽しみたいと思います。

(学会 法務部会 常務理事 弁護士山田勝彦)

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