第2回「自問自答会」開催報告

6月12日に第2回「自問自答会」がZOOM形式で開催されました。

「自問自答会」は人財塾の二期生OBが中心となり、出光興産㈱創業者で、海賊と呼ばれた男と称される出光佐三店主の経営理念に学びたいとの事から始まった自主的な勉強会です。

第2回目も一期生OBの方も参加され、合計11名で開催されました。

今回の勉強会も、前回同様、出光興産株式会社の社員研修用の冊子-「出光理念と歴史」とビデオ(自問自答会用)を利用し、参加者同士で議論の場を持つ形で行われています。

第2回目では、出光佐三翁を何故「店主」と呼ぶのか?から始まり、店主の一生を貫く理念-「人間尊重、大家族主義、独立自治、黄金の奴隷たる勿れ、生産者から消費者へ」の主義方針がどの様な背景で生まれたかについて学びました。店主は小さい時から目が悪く、自身で本を読むことは余りかなわず、これ等の主義方針は、両親、恩師、恩人等の実体験を自身の頭で咀嚼し、理念化したものであるという点には、参加者も驚かれていました。幼少期の教育の重要性が分かるエピソードとして皆様、体感されているようでした。

参加者からは、「店主の理念は日本人としては当たり前だが、何故、今の時代その様な考え方が廃れてしまったのか?」「出光社内でこれらの主義がどの様に実践されているのか?」「自社の社員教育との関係で、これ等の主義をどう整理すべきか?」「自分の子供の教育にも重要な話だが、どの様に実践すべきか?」など様々な質問がなされ、皆様と意義深い時間を過ごす事が出来ました。

この勉強会は、「出光佐三店主の経営理念」を学び、自社の経営は無論の事、自分の人生にどう活かして行くかを「自問自答-自分自身に問い、自分自身で答えを探していく作業」をし、参加者同士で切磋琢磨する事が第一の目的と掲げられています。従って、勉強会という名称ではなく、「自ら問い、自分でその答えを見つける」という趣旨の勉強会‐自問自答会と称しています。

次回は7月10日の予定(毎月第二金曜日1730分から)です。人財塾関係の方は、参加自由で、参加無料ですので、次回以降も是非参加ください。

人財塾第二期生 自問自答会主催者 高原彦二郎

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