在宅勤務が標準化⁈

6月13日の日経新聞一面に、「欧州、在宅勤務が標準に」と衝撃の見出しに驚きました。私は、12年間、社員1名パート7名で、自宅兼事務所で、広告制作の仕事をしつつ、子供を育てました。個人事業主だったので、サラリーマンの在宅勤務と違う面もあるかもしれませんが、在宅で仕事をすることのメリットもデメリットは、身に沁みて知っているつもりです。

メリットは、家事、育児をしながら、自分の好きな時間に自分の裁量で仕事をこなせることです。当時は、家事、育児もしながら、若さに任せて、早朝から深夜まで、週に1回は徹夜をして、ここぞとばかりに稼ぎました。

デメリットもあります。毎日が、「経済」と「人の気持ちを大切にすること」との、せめぎ合いの連続になります。あなたの行動の一つ一つが、家族の心の幸福や、子供の人格形成に直結して多大な影響を及ぼしてていきます。

すなわち、在宅勤務の家庭は、仕事の戦場であり、心の癒しの場でもあり、という矛盾をはらんだ場になります。

たとえば、家で仕事に集中すると、子供が話しかけても、「後で聞く、ごめんね」とか、聞いていても、仕事しながらで、子供の目を見て話を聞くことをしていない、になります。

子どもは、お仕事をする親の邪魔をしちゃいけないと我慢を重ねるようになります。

ママやパパがともに在宅で仕事をするとなると、余計複雑になる気がします。

私は在宅で子供が高校生になるまで仕事をしましたが、経済重視になり、子供の世話が手薄だった、と反省をしています。

反省を踏まえて私が思うに、在宅勤務で必要になるのは、他人の心、思考、感情を意識することの醸成です。つまりは、メンタルの養成が必要になってきます。

また、家族間でルールを決める必要も出てきます。それができないと、家庭内で問題が起こってきます。

「経済」と「人の気持ちを大切にする」、さらに「教育」と、バランスを取っていく必要がありますまた、

ママとパパが問題から逃げずに向き合うこと、お互いに本心で語り合うこと、カウンセリングやコーチングなどを学ぶことも有効と思います。

労働は代替がききます。しかし、ママであること、パパであることは、かけがえのない存在です。

これから、在宅勤務が日本にも標準化していくならば、人の思考、意識、感情など、メンタル面にこれまで以上に焦点をあてていくリーダーシップやマネジメントが、必要になってくると思います。

人を大切にする家庭経営をするんだ!という強いリーダーシップを持つ必要があります。

人を大切にする経営学が、会社経営のみならず、家庭経営にも横展開できると思います。

(人を大切にする経営学会 本田佳世子)

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