第4回「自問自答会」開催報告(人財塾二期生有志)

9月11日(金)に第4回「自問自答会」が人財塾二期生の前田社長の事務所でズームとのハイブリッド方式で開催されました。
「自問自答会」は人財塾の二期生OBが中心となり、出光興産株式会社 創業者で、海賊と呼ばれた男と称される出光佐三店主の経営理念に学びたいとの事から始まった自主的な勉強会です。

今回の勉強会も、前回同様、出光興産株式会社の社員研修用の冊子-「出光理念と歴史」とビデオ(自問自答会用)を利用し、参加者同士で議論の場を持つ形で行われました。
第4回目は以下の内容の勉強会となりました。

1.店主が南満州鉄道に販売開拓する際の姿勢
・ビジネスはリスクをとること
・大切なのは事業を支援する事で、利益を追求する事ではない
・適正利益の考え方とは?
・士魂商才とは?

2.店主の肉声テープから
・物が人を支配するのか?人が物を支配するのか?
・世界平和とは?
・米国人記者の質問-貴方は「金の奴隷になるなと言っているが、何故、商売をしているのか?」への答えは?
・金を尊重するとは?

ビデオを見た後、参加者からは、「適正利益とは何なのか?」「自分自身は金を尊重できているのか?奴隷になっていないか?」「金を尊重するから、勿体ないという気持ちが出て、自然と経費の削減になるんだ、成るほど!」「大切なのは事業を支援する事で、利益を追求する事ではない。と自分自身は言えるのか?」など様々な意見が出されました。過去3回の勉強会とは異なり、皆で自分自身を振り返り、自分自身はどうなんだろいうという、自問自答の姿勢が出ているのが、印象的でした。
「出光佐三店主の経営理念」を学び、自社の経営は無論の事、自分の人生にどう活かして行くかを「自問自答-自分自身に問い、自分自身で答えを探していく作業」をし、参加者同士で切磋琢磨する事が第一の目的です。知識の勉強ではなく、「自ら問い、自分でその答えを見つけ、実践する」という趣旨の勉強会‐自問自答会に徐々に近づきつつあるのではと嬉しく思っています。

 次回は10月9日(金)人財塾二期生の橋本社長の事務所をお借りして、17時30分から開催する予定です。 
内容的には、「海賊と呼ばれた男」の冒頭のシーンである、「終戦2日後に店主が社員に向けて講話をした内容-玉音を拝して」「終戦であっても誰一人馘首してはならない-役員との対立」など終戦時でのエピソードを中心に、其の他、出光OBの方々に、其のあたりの生き証人としての講話を肉声で聞く内容となっています。かなりのリアリティーを感じて頂けると思います。
奮ってご参加ください。

人財塾第二期生 自問自答会主催者 高原彦二郎

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