No145記憶に残る経営者の言葉45 株式会社ピーターパン(千葉県船橋市;パン製造販売)横手和彦社長(当時)

今回は2016年2月に坂本ゼミとしてご訪問した『株式会社ピーターパン』さんをご紹介致します。

横手社長は元銀行マンです。しかし銀行業務が性に合わず2年で退職しています。その後都心でバーを経営。お店は繁盛し若くして成功されました。

そんなある日、3歳の娘さんの一言が人生を変えるのです。

“お父さんはお仕事なんてしていないじゃない”

“バーでお酒を飲みながらお客様と談笑する姿をみたのでしょう”、横手さんはそう言いますが、ショックを受けました。

そして横手さんは娘に誇れる仕事をするためにパン屋さんを選んだのです。

“自分ならぜひ買いたい。心からそう思えるパンだけをお店に並べよう”

そう考えた横手社長は、材料にこだわり、焼きたてを出し、丁寧な接客でお客様によろこんでもらうお店にしました。

お店は繁盛し8店舗にまで拡大していきます。新規事業として始めたピザ部門も大きく成長していきます。

しかしその後にピザ事業を辞める決断をされています。パン事業についても規模の拡大をやめ、もう一度原点に立ち戻ることを決断されています。視察に伺った時は5店舗でした。

当日いただいた資料では社員の皆さんの声がとても印象的でした。

“パンづくりも好きだけど、会社づくりも大好き”

“私が作りたいパンじゃない。お客様が食べたいパンをつくる”

“経営を学びたい。選んだのは、コンサルティング会社でもITベンチャーでもなく、ベーカリーでした”

企業は人作り、人財育成業だとつくづく感じます。

良い企業には良い経営者がいて、良い社員が育つ、その姿が顧客にも伝わり、顧客からの信頼を積み重ねています。

最近ではそんな1店舗や1企業の存在が社会に広がっていることを実感します。

以前に投稿した記事は 株式会社ピーターパン【No76いい会社視察2016/2/20】です。このブログ内を検索してご参照ください。

***補足***

この投稿では「法政大学大学院 政策創造研究科 坂本研究室」や「人を大切にする経営学会」での経験をもとに毎週火曜日にお届けしております。個人的な認識をもとにした投稿になりますので、間違いや誤解をまねく表現等あった場合はご容赦いただければ幸いです。(人を大切にする経営学会会員;桝谷光洋)

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