No159記憶に残る経営者の言葉59 株式会社アイワード(札幌市中央区;印刷業)奥山敏康社長

今回は2017年9月に坂本ゼミ夏季合宿先としてご訪問した北海道にある『株式会社アイワード』奥山社長のお話から記憶に残るお話をご紹介致します。当日は石狩工場に伺い奥山社長から丁寧なお話を伺い工場見学をさせていただました。

アイワードの前身の創業は1965年です。大きな転機は1973年に訪れます。その頃の会社は倒産も時間の問題と言える状況でした。

“社長は名ばかりであった”

“20名いた社員の半数は辞めたい”

そのような状況において、役場に勤めていた当時33歳の木野口氏が社長として再建を託され、1974年に同社は第二創業として再出発となります。

再建においては給与・売上を2倍にするという目標を社長・社員で共有し初年度に達成します。

アイワードの特徴は平等・公平と言えると思います。

“人事評価制度なし”

“従業員の区分は役員・部長・社員の3種類のみ”

“給与に男女差はなく、さらに障がい者も同じ給与”

1994年、当時北海道では大手だった印刷会社が倒産危機になり、アイワードは救済を決断しています。

“全く取引関係はなかったにもかかわらず、北海道の印刷業の連鎖倒産を守るための決断”

“累損は当初7億円見込みだったが粉飾がみつかり13億円以上になった”

それでも従業員はアイワードに移管し雇用と北海道を守りました。

2014年、代表取締役社長に奥山敏康氏が就任されました。視察に伺った2017年は50周年を迎えたあとの時期でしたが、奥山社長は、“まだかけだし”とお話されていたことが、とても印象に残っています。

以前に投稿した記事は 株式会社アイワード【No24いい会社視察2017/9/11】 です。このブログ内を検索してご参照ください。

***補足***

この投稿では「法政大学大学院 政策創造研究科 坂本研究室」や「人を大切にする経営学会」での経験をもとに毎週火曜日にお届けしております。個人的な認識をもとにした投稿になりますので、間違いや誤解をまねく表現等あった場合はご容赦いただければ幸いです。(人を大切にする経営学会会員;桝谷光洋)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です