就職活動 会社分析編
就活において自己分析が終わると、どこの会社を訪問するかが課題にあがってきます。知っている会社だけまわるわけにもいかず、事業をよく知らない会社にもエントリーシートを送るのは普通のことです。就活という行動自体が自分の人生の開拓になるため、積極的に未知の世界に飛び込んでみましょう。社会の面白さを実感できます。
どうやって会社を知るのか? 会社のホームページで事業内容は確認できます。就活に役立つ情報を公開している会社もあります。上場企業だとSDGsへの取り組みが積極的なので、その内容の公開をしています。決算資料とは別に統合資料としてSDGsを掲載したものがあります。また、IRという投資家向けの情報ページもあります。事業内容と社長の名前は頭に入れてOB訪問や就職面接に活用ください。毎年出版される「就活情報誌」「会社四季報」や「業界地図」で他社と比較することもできます。 ホームページ以外では、同じ就活生の意見が参考になるので情報交換を積極的に行いましょう。面談会場は競争の場ですが情報収集の場でもあります。
何を調べるのか? 会社が公表している情報の中で注視するのは、実績よりもビジョンです。実績は過去ですがビジョンは未来です。未来の話だからこそ就活生がアピールしやすい面があります。会社の新しい挑戦には新しい社員が必要です。その新しい社員とは自分であることアピールしましょう。IT関連の進歩には新しい社員のスキルや感性が必要です。会社と共に自分が成長できるイメージができれば、相性の良い会社と言えそうです。(学会会員:根本幸治)
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