No213 過去の受賞企業から 第7回日本でいちばん大切にしたい会社大賞より②

2017年、第7回の日本でいちばん大切にしたい会社大賞では17社が受賞されています。

経済産業大臣賞 TOTO株式会社 https://jp.toto.com/

厚生労働大臣賞 学校法人 柿の実学園 柿の実幼稚園 https://www.kakinomi.com/kakinomi/

中小企業庁長官賞 コーケン工業株式会社 http://www.koken.jpn.com/

実行委員長賞 新日本製薬株式会社 https://corporate.shinnihonseiyaku.co.jp/

審査委員会特別賞 株式会社アポロガス https://www.apollogas.co.jp/

審査委員会特別賞 三和建設株式会社 https://www.sgc-web.co.jp/

審査委員会特別賞 スズキ機工株式会社 https://www.suzuki-kikoh.com/

審査委員会特別賞 ゾーホージャパン株式会社 https://www.zoho.co.jp/

審査委員会特別賞 有限会社ツマガリ https://www.tsumagari.co.jp/

審査委員会特別賞 株式会社特殊衣料 http://www.tomoni.co.jp/

審査委員会特別賞 株式会社ネオレックス https://www.neorex.co.jp/

審査委員会特別賞 武州工業株式会社 https://www.busyu.co.jp/

審査委員会特別賞 株式会社ベル https://ai-kando.jp/

実行委員会特別賞 株式会社ウェルテクノス http://weltechnos.co.jp/

実行委員会特別賞 株式会社ツバサ・翼学院グループ https://tsubasa-gakuin.jp/

実行委員会特別賞 社会福祉法人実誠会 障害者支援施設なるみ園 https://www.narumien.com/

実行委員会特別賞 社会福祉法人太陽会 https://shobu.jp/

今週は、先週に引き続き第7回の日本でいちばん大切にしたい会社大賞受賞企業のホームページから、印象に残った有限会社ツマガリさんをご紹介致します。

https://www.tsumagari.co.jp/

2016年9月に坂本ゼミ夏季合宿先のひとつとして訪問させていただきました。

その時の津曲社長の印象は今も強く脳裏に残っています

・1950年生まれの津曲孝氏は祖母に育てられ、14,5歳の時に宮崎県から集団就職で東京へ

・当時70歳を超えていた祖母は“お前のことは心配していない。人に好かれなさい。仕事は一生懸命にしなさい”と言って数千円を持たせてくれた

・東京では半年間学生服のままだった、洗面器ひとつで銭湯へ行きラーメンを作って食べた

そんな生い立ちを明るく語ってくれました。

同社のホームページには【津曲ことば】のページがあります。

このページは2つの情報があり、まず1つ目は【津曲ことばの数々】

社長の直筆と思えるさまざまな言葉が数十個掲載されています。

多くの企業のホームページには、経営者の挨拶やメッセージが掲載されていますが、津曲社長ならではと思える数々の言葉がありました。

例えば、

「質を尊び量を次とする」

「経営とは人間の体と同じ」

「小事に毎日気を付ける事こそ大事にいたらない」

「社員は宝」

「味見千改」

2つ目はキーワードは人間味(講演録)】です。

ここには2001年2月 神戸市産業振興財団主催講演会の内容を要約したものが掲載されています。

タイトルは

オンリーワンを目指して- こだわりの経営戦略 –

「キーワードは人間味~小さなお店の大きなブランド戦略」

です。

津曲社長の生い立ち、人生観、すべての出来事が必然だと思える意識に圧倒されます。

津曲社長は2015年11月黄綬褒章(一筋に業務に励み、模範となった人に授与される褒章)を受章されています。

是非アクセスしてみて欲しいです。

***補足***

この投稿では「法政大学大学院 政策創造研究科 坂本研究室」や「人を大切にする経営学会」での経験をもとに毎週火曜日にお届けしております。個人的な認識をもとにした投稿になりますので、間違いや誤解をまねく表現等あった場合はご容赦いただければ幸いです。(人を大切にする経営学会会員;桝谷光洋)

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