養護教諭、保健室30年の奥村先生の投稿から 

養護教諭、保健室30年の奥村先生の投稿から

小中学生 発達障害 8.8%⁉️
私の想いを書きました💖

〈昨日の新聞〉
●毎日新聞
https://news.yahoo.co.jp/articles/ad52bce87f8aa05556228877c1d4fa91fd1c4333

読んでみて、モヤモヤした氣分になりました。

これは、担任の先生がチェックした結果で、発達障害の割合を示している訳ではありません。
そして、今、発達障害と診断されている子ども達の中には、実はそうでない子ども達も多く含まれてしまっています。
(退職してからの学びで知りました)

私は、目に見える行動(多動、落ち着きのなさ等)だけで、すぐに発達障害だと決めつけてしまう風潮をとても問題に感じています。
ミネラル不足や愛着の問題など、他の原因からの症状であっても、今の日本では全部ひっくるめて発達障害としてしまっているように思います。

ADHDと言われてしまう子が、学年が変わり担任やクラスメイトが変わるなど環境が変われば見違えるように穏やかになることもよくあります。
まわりの環境、まわりの関わり方で落ち着いて穏やかにいられる子。
ミネラル補給など食改善をしたら、穏やかに過ごせるようになった子。
この子達は発達障害と言ってよいのでしょうか?

そして、特に日本は、発達障害と診断した多くの子ども達に危険な向精神薬を服用させてしまっているのです。

先生達は、もともと子ども達のよいところを見つける目で子ども達を観察していたのに、15年ほど前(特別支援教育が力が入れられ、通級指導教室の対象にADHDやLDが含まれることになった頃)から、知らず知らずのうちに”発達障害ではないか?”を見つけるメガネをかけさせられてしまったように感じています。



発達障害が増えた‼️
だから、もっと個別の支援ができる体制を‼️
・・それも大切だと思いますが限界があります。それよりも、私は多様な子ども達が一緒に学べるように学習の仕方や学級の枠組みなどを工夫をすることが大切だと思います。
(子どもも先生も楽になるような工夫をされている公立学校も出てきました。そういう学校をモデルにして広がっていくと良いと思っています)

私は、先生が子どもを全て支援してあげなくても子ども達をもっと自由にさせてあげれば、子ども達は互いに助け合うことを学んでいくと思うのです。
子ども達には、もともとそういう力があるのですから。
もっと、大人は子ども達を信じて任せてあげることが大事だと感じています。

そして、
今の教育は、必要以上に子ども達を分けてしまっていると思います。
子ども達は、ごちゃまぜの中で、他人との違いを知り自分を知り、成長していくのだと思います。
多様性を認め合う優しい社会にするためには、子どもの頃から世の中にはいろんな人がいることを知ることが大事だと思います。

「みんな違って みんないい💓」

 
映画「夢みる小学校」✨
https://www.dreaming-school.com/
こんな学校になれば、発達障害と言われる子も不登校の子もグーンと減るのだろうなぁ😊



長くなりました。
上手にまとまりませんが、私の思いを書いてみました。
読んでくださって、ありがとうございました😊

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です