神社参拝開運法

新年を迎え多くの方が神社仏閣に初詣されました。手を合わせて何を祈願されたのでしょうか?

私は師匠の一人である天河大弁財天社(奈良)柿坂神酒之祐名誉宮司から指導を受けました。

「神さんにお願いしてもあかんよ」                             「えっ? お願い事を叶えてくれるのが神様でしょ?」                    「お願いして神さんが助けてくれるなら、誰も努力せんでしょ」                「まあ、そうですよね。だから、神様なんて存在しないっていう人もいるんでしょうね?」     「神さんはいるよ」                                    「えっ?なぜそう言えるのですか」                             「夢を叶える人はいるわね。大願成就。それは神さんやから当たり前のことです」          「神様はどこにいるのですか?」                              「どこにでもいる。例えば神社を参拝するのも神さんに会うためでしょ」                「でも目には見えないですよね?」                              「見えます。誰でも見えます」                                        「えっ?見えないですよ」                                   「あんたが手を合わす先には何がありますか?」                             「鏡がありました」                                    「鏡が神さんです。三種の神器です」                            「鏡が神様なのですね?」                                 「そうではなく、神さんは鏡に映っています」                        「鏡に映るのは自分ですよ」                                「そう、だからあんたが神さんです。」                                 「私が神様???」                                    「神さんは第三者ではなく、自分自身ですわ。だから大願成就を為すのは神である自分です」    「神様が自分なら『東大に合格させてください』とお願いするのはおかしいですね?」      「だから正しくは『東大に合格します』と宣誓するのが正しい祈りです」             「神様は人を助けてくれる第三者だと思っていました」                      「それはキリスト教など宗教の神様でお救いくださいます。それはそれで正しいです。」     「では、神社の神様は何ですか?」                             「神道は宗教ではなく日本人らしく生きる道、道徳や生き方です」                (人を大切にする経営学会会員:根本幸治)

天河神社表参道(正面鳥居)

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