経営学会の学びから、人財育成課を立ち上げました

経営学会人財塾5期で学ばせていただきました、天彦産業の中井です。

 弊社は大阪で特殊鋼、ステンレスの販売をしている会社で創業は1875年(明治8年)、今年で149年目を迎える老舗企業になります。

 元々、滋賀県の水口(現甲賀市)で前挽鋸の製造からスタートし、時代の変化とともに業態を変化してまいりました。

 この度は第13回「日本で一番大切にしたい会社大賞」 審査委員会特別賞を受賞することができ、社員一同たいへん喜んでおります。ご支援してくださいましたお取引様、ご関係者の方にこの場をお借りし、感謝申し上げます。

 今回は人財塾で学ばせていただいたことを、会社の中でどう活かしていくかというテーマで書かせていただきます。

 人財塾での講義、企業訪問をさせていただいたなかで気付いたことはいい会社は社員教育に熱心な会社が多いということです。ところが弊社におきましては社内満足度調査を行ったところ社員教育の満足度は低い評価でした。原因を考えてみますと、新入社員研修のあとはOJT中心となっており、継続的に教育、学ぶ機会が少なかったことが要因だと考えました。

 元々、私は新入社員研修の担当をしていたのですが、確かに入社してからのキャリアやスキルアップについて、新入社員、若手社員がイメージできるかと言われれば?マークが付くことに気付きました。

 これらの反省から、この今年の4月から人財育成課という新しい課を立ち上げ、継続的に学ぶことができ、社員同士がお互いを高め合える組織にすることを目指してスタートしました。

 最初は外部研修を中心にスタートする予定ですが、社員同士で教え合うことができることが、理想的な姿だと思っています。まずは継続的に学ぶ機会を作り、学び実践する組織にしたいと思っています。

 また人財塾では、企業訪問から学ぶことが非常に多かったので、他社との交流も積極的に行っていきたいと考えております。

 

最後に人財塾のなかでは、坂本先生、コーディネーターの先生方、講師の先生方、5期生の皆様、訪問させていただいた企業様から多くの学びと勇気をいただきました。この学びを活かすことで皆様に恩返ししたいと思っております。

人財塾5期生 株式会社天彦産業 中井俊章

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