こんにちは、人財塾６期生、アタックス税理士法人の海野です。

今回は、人財塾で同じ６期生として学んでいる森雅裕さんが経営されている株式会社ハチオウの上期集合研修に参加させていただいたときのお話です。

森さんの会社は、廃棄物処理や資源リサイクルを事業内容とされており、社会への貢献度もとても高く、持続可能な社会に欠かせない企業です。

東京ポートシティ竹芝で行われた研修は、社員の皆さんがグループ毎に準備した企業研究を順番に発表した後、ディスカッションをして理解を深めていくというもの。人財塾で行われているグループ研究と同じやり方です。

それと同時にダイアログ・イン・ザ・ダークをグループ毎に時間差で体験していくというとてもユニークな研修でした。

いつもの場所ではなく、場所を変えて非日常のなかで行われる研修は、社員の皆さんにとってとても新鮮なものに感じられたのではないかと思います。

私の役割はというと、人財塾で発表したグループ研究を社員の皆さんの前で発表するというもの。何故私なのかは分かりませんが、とても光栄なことなので二つ返事で受諾させていただきました。人財塾からは私のほかに３人の同期生が参加して発表しています。

ちなみに、企業研究のテーマは非価格競争企業です。

研究を通して、自社が非価格競争企業になるにはどうすればよいのか？人を大切にする経営と非価格競争企業はどういう関係性にあるのか？

社員の皆さんに問いかける森さんの姿から、単なる研修ではなく、自社での実践に繋げていこうという森さんの強い思いを感じました。

研究対象の企業は、メーカーズシャツ鎌倉様、沢根スプリング様、ホットマン様、福井経編興業様、東海バネ工業様と錚々たる企業様です。

社員の皆さんの発表資料はお世辞抜きでとてもレベルが高かったです。プレゼンも堂々としており、私の発表で大丈夫かと心配になるほどでした。

私の出来はさて置いて、社員の皆さんは私の拙い発表をとても熱心に聞いてくださいました。本当にありがとうございました！

特に前列にいらっしゃった年配の女性は、とても真剣に、何回も頷いて聞いてくださっていました。

勉強熱心な方だなぁと内心感心していたところ、実はその女性は森さんのお母様で前社長とのこと。さらに、なんと人財塾２期生！２度ビックリ。素敵な出会いに感謝です。

各グループの発表が終わるごとに「ありがとうございました！」と感謝の気持ちを皆さん全員で唱和されます。経営理念の実践がしっかり行われているなぁと感じるとともに、やはり声に出すというのはとても良いですね。全社で良い会社にしていこう！という気持ちが伝わってきました。

今回の研修は森さんの会社にとっては初めての試みとのことでしたが、社員さんからは「今までの研修で一番良かった、自分の為になった」という感想もあったそうです。

我々人財塾メンバーの発表がどれほど役に立ったのか分かりませんが、少しでも貢献できたのであればとても嬉しい限りです。

今回のように、同期生が経営されている会社の良い会社づくりに間接的にでも関与することが出来たのは、私にとってとても良い経験でした。

直接企業経営をしていない私でも、良い会社が増えていくお手伝いが出来るんだと改めて感じた次第です。 森さん、ありがとうございました！また呼んでくださいね。

人財塾6期生・アタックス税理士法人・海野　大