静岡県の熱海市が賑わっている?

先週のがっちりマンデーで「おや?」と思った場面があった。
静岡県の熱海市が賑わっている?
閑散としていたと思ったら、山田さんという一人の役人がヒーローだった。

22日に金沢から名古屋へ向かう新幹線の米原駅で4年前の定年退職までお世話になったTKCの1回り以上の後輩にあった。
名古屋までと地下鉄、藤ヶ丘駅まで話しをした際に彼から熱海が賑わっていると聞いた。
金沢で芝寿司を2種類買ってきたので、一つはあげた、後輩はかわいいものである。

会計事務所の立地は大切だ。長い目で見ると新規に開業する場合は、経済が伸びる地域に構える。
30年前だろうか。市・町全体が衰退していた愛知県の地域の税理士先生に、豊田市は発展するし一人当たりの税理数が少ないのでと話したら、住居と事務所を豊田市に変えた。
それから岡崎税務署から新たに豊田税務署ができた。
裏付けとなったのは、市町村毎の企業数と税理士数を把握していたからだ。

地域が決まっている場合の発展する会計事務所の立地、会計事務所の建て方、テナントしてどの建物が良いか。
血が騒ぐ。

番組でも紹介されたが、熱海市の宿泊人数は、観光経済課のデータによると平成23年(2011年)は2.466.829人、平成27年(2015)年は3.84.025人となっている。
番組の2016年は301万人となっているが、役所の統計の場合は4月から3月なのでその違いか。
ちなみに、平成27年の月ごとでは最高は8月の56.159人、最低は4月で28.411人だ。

旅館(ホテルを含むと思う)と寮・保養所は、平成23年と27年では、各々、118、121、121、121、116。195、179、182、180、175と減っている。

熱海市の税理士の「福島 健人」先生、ここ数年はTKC関係で全国を講師で駆けめぐっているが、お客様の景気が良いので安心してできると思う。
久々に熱海に行くか。

以下は、番組の知野のメモ。

2017.11.19がっちりマンデー。お役所ヒーロー。

岐阜県東白川村、人口2336人。今井俊郎村長。桂川憲生地域振興課長。住宅販売を役場で始めた。東白川村のひのきをふんだんに使ってつくった住宅、色々な木を組み合わせて一つの家を作っている。
東白川村、総面積の90パーセントが森林、東濃ひのきのブランドで名古屋城にも使われてている高級木材、木肌がピンク色で粘りがあって強度か高い木材、ネット上に木の家で建てるシミュレーションを用意している。
全国のお客さんから町役場の桂川さんに依頼があって村の工務店に発注する。大手ハウスメーカーの勢いで村の工務店の仕事が減ってきたから。工務店は10社、最盛期は工務店全体で年間70軒だったが2009年は14軒に減少した。村は岐阜県の所得番付最下位で貧しい村と呼ばれるようになった。桂川は村役場のケーブルテレビの担当だった。

そのネットサイトで村で育った葉っぱや木を販売して名古屋の高級料理店にたくさん売れた。
それを見た工務店が家も売れないかと言われ、木造住宅の販売サイト、フォレスタイルを作成し、木造住宅が売れる仕組みを作った。
入札制、お客さんは価格を抑えた良質な木造住宅を建てることができる。例として予算よりも800万円安く建築できた。当初は行政なので平等に扱ってくれとクレームがあった。競争して共倒れになるのではないか。
しかし、年を追うごとに、安くて良質の家が建つと評判になり2016年には年間30軒になった。

山形県天童市役所、ふるさと納税のヒーロー沼澤賢次、天童市は木製将棋駒の生産量全国シェアの9割、ふるさと納税のお礼の品に将棋駒のストラップを送る。
ラ・フランスはじめおまけで一つ付いてくる。しかも希望の文字を彫ってくれる。自分だけでなく、家族や恋人の名前を希望するので、注文も多くなる。
寄付したものが形として残り伝統工芸を支援している寄付の実家がわく。2013年はふるさと納税による寄付額は11万5000円が2014年にはじめ、2016年には33億5800万円になった。
駒業者も藤井聡太効果もあり、仕事量は3割から4割増した。駒の生産量も1億円から3億時になった。文字数は3文字まで。

静岡県熱海市、テレビ番組のロケ先の調整や紹介をしている山田久貴、撮影をする希望する場合、店や施設への許可を取ることが必要となる。
細かい手続きが必要で許可が下りないこともある。山田さんは取材先を直接交渉して無償で情報を提供する。
テレビのスタッフから連絡を受けると熱海市の中でロケ場所をリストアップして許可も無料で取ってくれる。
得意ジャンルはバラエティ番組、熱海市では年間100以上のバラエティ番組が撮影されている。

山田さんに密着、シーサイドカフェ、ライスボール、明後日バラエティ番組でドッキリを仕掛けたい、急だがご主人が山田さんを信用しているので、OK。
5年前から熱海市で取材協力OKな様々な業種のお店とのネットワークを構築した。
全国チェーン店のお店はなかなか撮影許可が下りないので地元密着のお店になる。コンビニならサンミマート、学校は廃校になった網代中学校。
ロケ場所の使い勝手も把握している。ロケ弁当も地元の店に頼むので、街にも経済効果がある。
市の職員が言うから信頼や協力を得られる。熱海市でロケを行えば大勢スタッフが来るので経済効果がある。
番組を見た人で観光客も増える。山田さんがロケの調整を始める前、2011年は246万人の宿泊数が、2016年には301万人になった。55万人が増えて20パーセント増えた。テレビ局にはノーと言わない。困ったら熱海。

森永さん
兵庫県朝来市のあさご暮らし応援課の馬袋ばたい真紀さん。縦割り行政ではなく住民誰もがまちづくりに参加できる仕組み。課題を住民が考える。

ちなみに山田さん。お金儲けのためだったらという質問に無料だから地元に協力してくれる、と言っていた。

今日のがっちりには、月刊 総務の山田編集長が出る。

知野宅、がっちりは毎回録画設定だ。

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