NHK大河『光る君へ』を仕事に活かす (源氏物語)若紫・下

 光源氏41歳から47歳まで絶頂期から下り坂への局面。  冷泉帝が東宮(後の帝)に譲位します。これと同時に、太政大臣が隠居を申し出ます。東宮には明石の女御腹の第一皇子が立ちました。源氏は(藤壺の宮との密かな愛によって産ま… NHK大河『光る君へ』を仕事に活かす (源氏物語)若紫・下 の続きを読む

NHK大河『光る君へ』を仕事に活かす (源氏物語)若菜・上

 光源氏は40歳の晩年、兄である42歳の朱雀院から娘である女三宮13歳の婿選びに苦慮し、源氏に降嫁する旨を相談されます。  朱雀院は先日出席した、六条院の行幸直後から病気を患い出家しようとしますが、生母(藤壺の異母妹・源… NHK大河『光る君へ』を仕事に活かす (源氏物語)若菜・上 の続きを読む

NHK大河「光る君へ」を仕事に活かす(源氏物語) 藤袴

 光源氏は太政大臣の地位にあり37歳の秋、養女の玉鬘23歳の結婚について悩みます。  玉鬘は親友の内大臣と怨霊に取り殺された夕顔との間に生まれた娘ですが、源氏が養女として手元に置いていました。  実は源氏は彼女に恋愛の情… NHK大河「光る君へ」を仕事に活かす(源氏物語) 藤袴 の続きを読む

NHK大河「光る君へ」を仕事に活かす(源氏物語) 野分(のわき)

 光源氏が太政大臣の地位にある36歳の秋、妻の紫上が28歳、葵上が生んだ長男の夕霧は15歳になっていました。  野分=台風の見舞いにやってきた夕霧は、紫上の姿を垣間見ることになります。  風が強いため屏風が折りたたまれ、… NHK大河「光る君へ」を仕事に活かす(源氏物語) 野分(のわき) の続きを読む

NHK大河「光る君へ」を仕事に活かす(源氏物語) 蛍・物語論

 源氏は36歳、太政大臣として政治の中枢として活躍し、夕顔の娘である玉鬘は22歳と美しく成長しました。  長雨がひどく続き退屈なので、玉鬘は、一日中物語を写したり読んだりなさいました。玉鬘は様々に珍しい主人公のことなどを… NHK大河「光る君へ」を仕事に活かす(源氏物語) 蛍・物語論 の続きを読む

NHK大河「光る君へ」を仕事に活かす(源氏物語) 蛍

 源氏は36歳、太政大臣として政治の中枢として活躍しています。  夕顔の娘である玉鬘は22歳と美しく成長したが、養父である源氏から恋愛の思いを明かされ、苦しく憂鬱な日が続いていました。身元引受人に言い寄られる自らのつらい… NHK大河「光る君へ」を仕事に活かす(源氏物語) 蛍 の続きを読む

NHK大河「光る君へ」を仕事に活かす(源氏物語) 玉鬘(たまかずら) 

 源氏は35歳になります。亡霊に呪い殺された夕顔の遺児、玉鬘は母の死後4歳で乳母一家に伴われて筑紫へ下国し、乳母の夫太宰少弐が死去した後上京できぬまま、既に20歳になっていました。その美貌ゆえ求婚者が多く、乳母は玉鬘を「… NHK大河「光る君へ」を仕事に活かす(源氏物語) 玉鬘(たまかずら)  の続きを読む

NHK大河「光る君へ」を仕事に活かす(源氏物語) 少女(おとめ)  

 源氏は33歳になります。長男の夕霧が12歳となり元服しました。源氏は息子を甘やかして高い官位に着けることはせず、大学で厳しい教育を受けさせます。夕霧も試験勉強に努力します。  同じ年、源氏の養女斎宮女御が冷泉帝の中宮に… NHK大河「光る君へ」を仕事に活かす(源氏物語) 少女(おとめ)   の続きを読む

NHK大河「光る君へ」を仕事に活かす(源氏物語) 薄雲    

 源氏32歳、内大臣にまで大きく出世します。明石の姫君の将来を考え、源氏は紫の上に養女として養育してもらうことを決めます。つまり、正妻に妾の子供を託すことを源氏は決断するのです。明石の君は、一人娘の明石の姫君との別れを寂… NHK大河「光る君へ」を仕事に活かす(源氏物語) 薄雲     の続きを読む

NHK大河「光る君へ」を仕事に活かす(源氏物語) 明石の君

 光源氏が須磨に左遷させられた時代の愛人で、源氏の一人娘(明石の中宮)を産んだことにより、紫の上、花散里に次ぐ地位を得ます。父は源氏の母桐壺更衣の従兄弟にあたる明石の入道というお坊さんです。  元々父方の祖父は大臣、母方… NHK大河「光る君へ」を仕事に活かす(源氏物語) 明石の君 の続きを読む

NHK大河「光る君へ」を仕事に活かす(源氏物語) 朧月夜

 朧月夜(おぼろづきよ)は、紫式部の物語『源氏物語』の架空の登場人物です。六の君、有明の君、尚侍君(かんのきみ)とも呼ばれます。  この名前は大江千里(歌人)の和歌「照りもせず曇りもはてぬ春の夜の朧月夜にしく(似る)もの… NHK大河「光る君へ」を仕事に活かす(源氏物語) 朧月夜 の続きを読む

NHK大河「光る君へ」を仕事に活かす 六条御息所(源氏物語)

 六条御息所(ろくじょうのみやすんどころ)は、源氏物語に登場する架空の人物です。桐壺帝時代の前東宮の妃で、六条京極に住まいを構えていることからこの名前があります。光源氏が13歳のときに20歳の彼女にほれました。彼女は源氏… NHK大河「光る君へ」を仕事に活かす 六条御息所(源氏物語) の続きを読む

NHK大河「光る君へ」を仕事に活かす(源氏物語) 藤壺

 藤壺(ふじつぼ)は、紫式部が著した『源氏物語』に登場する架空の人物です。光源氏にとって母親に似た年上の初恋の女性です。  源氏の母・桐壺更衣にそっくりの美貌の藤壺は、更衣の死後も悲しみに暮れていた桐壺帝が熱心に所望し、… NHK大河「光る君へ」を仕事に活かす(源氏物語) 藤壺 の続きを読む

NHK大河「光る君へ」を仕事に活かす 雨夜の品定め(源氏物語)

五月の長雨のある日、17歳の源氏の君は燈火近くで、書物など御覧になっています。 すると、頭中将がやたらと手紙を見たがるので、源氏は「さしつかえないのは見せましょう。みっともないものもあるでしょうよ」と、お許しになったので… NHK大河「光る君へ」を仕事に活かす 雨夜の品定め(源氏物語) の続きを読む