人を大切にする経営学会は、法律よりもいつも先行

これまで下請法と呼ばれていた法律が改正されて、法律名も変わり2026年1月1日から施行されます。  まず法律の名称です。慣れ親しんできた「下請代金支払遅滞等防止法」は、「製造委託等に係る中小受託事業者に対する代金の支払の… 人を大切にする経営学会は、法律よりもいつも先行 の続きを読む

「ライフデザイン経営」に思う

経済産業省は、2025年8月、ライフデザイン経営を提唱し始めました。 ライフデザイン経営とは、「社員がキャリアとライフを両立し、充実したライフデザインを実現できる環境を提供することで、人材の能力を最大限引き出し、企業価値… 「ライフデザイン経営」に思う の続きを読む

 対面コミュニケーションの重要性

昨日(10月22日)、退職代行大手に警視庁が弁護士法の疑いで家宅捜索に入りました。この点はマスコミ報道に任せるとして、ここでは、違った観点で考えたいと思います。 民間の退職代行サービスは、2017年に始まりました。それ以…  対面コミュニケーションの重要性 の続きを読む

ダイバーシティ経営を考える

人を大切にする経営学用語事典によれば、ダイバーシティ経営とは、「性別、年齢、人種や国籍、障がいの有無、性的指向、宗教・信条、価値観等の多様性だけでなく、キャリアや経験、働き方等の多様性を含む」人々を「積極的に採用し、その… ダイバーシティ経営を考える の続きを読む

今は「石の上にも5年」

令和6年10月25日の厚労省発表によると、令和3年3月に卒業し、就職した者の内、3年以内離職率は、新規高卒就職者の38.4%、新規大卒就職者の34.9%だといわれています。なお事業所の人数が30~99人の場合は、高卒離職… 今は「石の上にも5年」 の続きを読む

経営者の資質

人を大切にする経営学用語事典では、経営者の資質として、「経営者の資質として大切なことは、他者からの意見に耳を傾け、過ちがあれば認めて反省し、周囲に誤ることができるかどうかである。社員の信頼や尊敬に値する人間となるために、… 経営者の資質 の続きを読む

経営者に必要な4つの美徳

ストイックを国語辞典で引くと、「禁欲的で、感情に動かされず、苦楽を超越する様子」(新明解国語辞典)と出てきます。自分のことを考えると、自分の生き方とは全く真逆の生き方に思えます。 きっと私が、「人生の教科書ストイシズム」… 経営者に必要な4つの美徳 の続きを読む

ハラスメント防止の肝は会社の風土

厚労省では、3年毎に「職場のハラスメントに関する実態調査」の報告書を公表しています。直近の調査は令和5年度であり、次回は令和8年度となります。  令和5年度の調査では、過去3年間の相談件数及び企業はその相談の内、ハラスメ… ハラスメント防止の肝は会社の風土 の続きを読む

適材適所と感謝

職業柄、様々な話を聞く機会ありますが、その中でも特に心に残った話があります。 刑務所内では、懲役刑を執行する場として、刑務作業を行わせています。作業内容は、木工、印刷、洋裁、金属工及び革工などの業種から各人の適性に応じて… 適材適所と感謝 の続きを読む

責任と自由

社員の自律を促す、ということは、ある意味で社員の自由を認めることとなります。 しかし自由だからといって、何をやってもいいということにはなりません。自由には責任がつきものだと言われるのは、そのためです。  自由と責任との関… 責任と自由 の続きを読む

カスハラ対応 第2弾

以前にも共有させて頂いておりますが、カスタマー・ハラスメント(通称「カスハラ」)については、昨年末頃から各都道府県において、カスタマー・ハラスメント防止条例が制定され、本年(2025)年4月1日から施行されています。  … カスハラ対応 第2弾 の続きを読む

ばちが当たる?!

自らの行いが正しいかどうか? アメリカにおいては、教会に毎週通っている人に犯罪者が少ないとか、より健康で長生きをする、収入も高いという統計調査報告がいくつかあります。神父さんや牧師さんも罪を犯すことはあるので、どの程度確… ばちが当たる?! の続きを読む

他責がなぜいけないか

「ヒルビリー・エレジー アメリカの繁栄から取り残された白人たち」(光文社未来ライブラリー、J・D・ヴァンス著)を読んでいます。J・D・ヴァンス、今現在、アメリカ副大統領となっている人です。「ヒルビリー・エレジー」が発刊さ… 他責がなぜいけないか の続きを読む

就活面接の録音投稿サイトについて

2025年5月10日付け日経新聞電子版によれば、就活面接の録音投稿サイトが出来ているそうです。「Voice Career」というサイトで、登録できる人は就活中の学生であり、就職面接、OB・OG面談などを録音した音声データ… 就活面接の録音投稿サイトについて の続きを読む