松之山温泉

水曜日担当の鈴木(良)です。

 14日(日)~15日(月)母を連れ、生まれ故郷の新潟県松の山温泉へ出かけてきました。静岡からですとR52を北上し、中央高速、長野自動車道、上信越自動車道を乗り継ぎ、飯山ICで降り、一般国道を信濃川沿いに走り約6時間の行程です。中部横断自動車道が出来ればずっと近くなるのですが当面は無理ですね。

 松の山温泉と言えば、知る人ぞ知る秘湯で有名な場所です。また、日本有数の豪雪地帯として知られています。最近では、妻里(この地域の名前)「大地の芸術祭」(写真)の地域おこしで観光客が集まるようになってきました。

 典型的な過疎の町ですが、古い家並み、棚田(写真)、杉の大木、ブナ樹林など里山の美しさが残された地域で、忘れられつつある日本の原風景が見られます。ここは、かの有名な魚沼産コシヒカリの産地でもあります。

 一泊した親せき宅のすぐ上手に700年以上続く旧家があります。(写真)村山家と言い、元々は造り酒屋で、代々、松の山町長を務めた名門の家です。松の山は、作家の坂口安吾とゆかりが深く、安吾の姉が村山家に嫁いだ縁で年に数回村山家を訪れ、ここで執筆活動を行ったようです。風格のある屋敷とモミジの紅葉にしばし見とれました。

 温泉は、すぐ近くにあり95度の結構熱い源泉かけ流しです。夕方、ゆっくりつかり、そのあと、一年ぶりに再会した従兄と祝宴になりました。まもなく、一面の銀世界です。

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「松之山温泉」への1件のフィードバック

  1. たまたま拝見しました。 うちの両親の出身地と同じで懐かしく思いました。 自分も高校生までは毎夏休みの度に行っていましたが、社会人になってからはご無沙汰してしまい、今では母親の実家も無くなり益々縁遠くなりそうです。 旧公共浴場のタイルは祖父が貼ったと聞かされていて、それが無くなってしまったのも足が遠のいた要因でしたが。
    m(_ _)m 。