日本のものづくりを進化させる取り組み

日曜日担当の金森です。

坂本先生の「ちっちゃいけど、世界一誇りにしたい会社」
にも掲載されている、札幌の日新堂印刷の阿部社長が主催された
「エコ名刺ユーザーの会」にお誘い頂きました。
(当日の模様は2月13日(日)18時~NHK・BS1
「ミッション 名刺で地球を救う」で放映予定です)

その時、会場の入り口で一緒になり意気投合した
小高莫大小(メリヤス)工業株式会社社長、小高集さんにお誘い頂き、
先週、墨田区・江東区の「ものづくり現場」の視察に行ってきました。

小高さんは3代目社長、法政大学出身の方です。
莫大小(メリヤス)は伸縮自在で編み物のような布地のことです。

わが国では縦糸と横糸を組み合わせる「織物」が発達し
「着物」の生地になりましたが、
メリヤスは織物ではなく「編み物」です。
ですから、「一本の糸」から「編む」ものです。
ポルトガル・スペインから「靴下」に代表されるニットとして
伝来したものが由来とのことです。

この機械で編まれています。

小高社長は、おじいさんがニット帽製造からスタートした会社ですから、
「リブニット」を出発点として現在、そして未来へさらに進化させる
取り組みを行っています。

その代表的なものとして
①「ニット生地1メートル単位販売」
②「リブニットの製造販売」

③「自社内染色施設」があります。

昨年「ハッピーおがわ」様に視察に行かせていただいた際、
ロット単位で生地を買わないといけない為、
在庫に問題があるということを伺いましたが、
こちらの会社では1メートル単位で販売し、
しかも染色まで希望を叶えてくれる会社です。

うまく結びつく機会があればいいなと思います。
リブニットは介護服にも適しているように思います。

この他に「有限会社サンテック」様、
「有限会社佐藤化成」様にも視察させて頂きました。

高知に視察に行った際にも感じましたが、
今、40歳代前後の若い社長さんたちが全国で
熱い取り組みを始めているように思います。

日本の「ものづくり」の技術を風化させることなく、
新しい日本に適合させ、さらに、
日本から世界へ発信するビジネスを
仲間を集って行っている人たちがたくさんいます。

この原動力こそがこれからの新しい日本を創り上げていくと思います。
このような素晴らしい取り組みに
もっともっと視点を向けていかなければならないと思いました。

小高社長、決算のご多忙の時期に訪問させて頂き
ありがとうございました。

≪おまけ≫
スカイツリーの撮影場所にも連れて行って頂きました。

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「日本のものづくりを進化させる取り組み」への2件のフィードバック

  1. ご覧下さってありがとうございます。
    「ものづくり」はなんとしても残していかなければならない
    と思います。
    新しい時代に合った進化へのチャレンジ、
    とても期待しています。
    あのおいしいおうどんのお店で、
    一杯、いいですね。日本酒党ですが・・・(笑)
    よろしくお願いいたします。