大切にしたいスーパー

 水曜担当の鈴木(良)です。

 先月31日、NHK夜10時からの番組「プロフェショナル」で、あの「日本でいちばん大切にしたい会社大賞」特別賞を受賞した(株)福嶋屋さんの福嶋徹会長が紹介されました。ご覧になった方も多いと思います。

 番組のなかで、福島屋が福島県産のコシヒカリを放射能問題の逆境の中、あえて仕入を決断し販売する場面が放映されました。丁度、同じ日の「クローズアップ現代」で福島産のコメが安全宣言が出ているにもかかわらず、大手スーパーが消費者の不安を理由に仕入れを控えるスタンスとは対照的でした。

 会長も、相当悩んだようでしたが、実際に現場に行って農家の話を聞き、自らコメの出来栄えを確かめ、おいしさを確認し、更に独自の3重チェックをして販売に至りました。結果は、上々でした。お客様が異口同音に話された言葉が印象的でした。「福島屋さんの商品なら心配ないから」。

 会長は、食の安全、安心、おいしさを徹底的に貫くために自らが産地へ出向き、納得した商品を仕入れることを守りぬいてきました。この積み重ねが、福島屋さんの他店にはない差別化の大きな要因だったのです。生産農家からも、自然栽培への転換と販売ルートの確保ができ、福島会長のおかげで今日があると感謝されていました。

 まさに、生産者と消費者のつなぎ役の商人としての自らの役割を果たし、「三方よし」を実践しているのです。創業以来、40年黒字経営を続け、大型スーパーに負けない秘訣はここにあるようです。

 坂本ゼミでは、企業視察の一環として今月26日福島屋さんを訪問することになっています。どんなお話が聞けるか、今から楽しみです。

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