11.過去5年以上、仕入先や協力企業等に対し、一方的なコストダウンをしていない

「英訳版100の指標 
100 indicators

【2.社外社員(仕入先・協力企業等)に関する指標】
【2. Indicators for outside employees who work with suppliers and other cooperating companies】

11.過去5年以上、仕入先や協力企業等に対し、一方的なコストダウンをしていない
11. For 5 consecutive years, no unilateral price reduction requests to suppliers and other cooperating companies have occurred.

我が国の著名な企業も、毎年、仕入先へコストダウンを強いている。
逆の立場だとしたら辛いだろう。

誰かの犠牲に立つ経営は虚構でいつかは滅びる。

下請けから脱するには非価格商品やサービスが必要だ。

愛知県豊田市にある「加茂精工」さん、トヨタの地元で非価格に挑戦!、去年のNHK「超絶 凄ワザ」に登場した、「加茂精工」の今瀬憲司会長だ。

1980年創業、2014年に顔の違いが分かりにくい玄太社長にバトンタッチして世のため、人のためにしゃべりたいらしい。
経営理念の最後は「社員の幸福を実現する」は会長の時代からあったもの。

「人を大切にする経営学会」の入会は、「俺にしゃべらせろ」の機会を創ってくれたらなので再度、紹介させていただく。、
電話は、「0565-76-0021」

ベストセラーからロングセラーになっている商業界から出版した「さらば価格競争」の巻末には、有効回答数836件の中小企業のアンケート結果が掲載されている。
実に81.1%が価格競争を選んでいる。
「加茂精工」さんは下請けからの脱出を創業から数年取り組んでいる。
価格競争から、下請けの悲哀から非価格に移行した企業も多いが、最初から非価格で創業している会社も多い。
境遇、人生観、価値観等から来る違いかなと思う。

「さらば価格競争」のはじめにで、坂本教授が次のように定義をしている。
「その企業でしか扱っていない価値ある商品や、その企業でしか創造・提案できない価値ある感動サービス。さらには顧客が絶賛する組織風土やブランドなどのことを言う」。
「価格競争は例外なく必ずやか誰かを犠牲にしてしまうからです」。

この定義を基に社員の能(脳)力を引き出して非価格を目指して欲しい。

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