明太子
親しい方から、ふっくらした明太子をいただいた。
白いご飯に美味しい。
ふくやさんと違う本物の味だ。
博多に明太子が広がったのは、ふくやさんがノウハウを公開したこと。
高度成長期は問題なかったが、バブル崩壊、リーマンショック、3.11で日本人の価値観が変わった。自分、自社、自分の地域がいいだけでは長続きしない。
法政大学大学大学院 坂本 光司ゼミの村田光生先輩の投稿から。
製造法を公開し市場規模1300億円 明太子の「ふくや」
2015年1月26日に浜松市内で開催された、静岡県中小企業経営革新フォーラム21に出席してきました。
ゲストは明太子で有名な(株)ふくやの川原正孝社長さん。
明太子はふくやの創業者が作り始めましたが、特許も商標登録も取らず製造方法まで公開してきたことで市場規模が1200~1300億円と拡大しており、その中にあってふくやの売上高は150億円だそうです。
創業者であるお父さんから「味は守るな」と言われ、常にその時代に合わせた味を提供し続けてきた結果じゃぁないかと。
社長さんのお話しから、数多くの学びがありました。
「地域に認められたい」という理念の元、毎年利益の10%前後の社会貢献をしているそうですが、ある時利益よりも多く出しすぎてしまい、赤字になってしまったこともあるというお話しには、ビックリすると共に感動すら覚えました。
「会社を変えようと思ってから、何年目で変わったと思われましたか?」、「毎日自社商品は食べているのですか?」の2つの質問をしてみたところ。
「会社が変わったなと思えたのが7年目くらい」、「明太子は毎朝ご飯に乗せて頂いています」というお答え。
お話しを聞いて、明太子を選ぶ際には是非ともふくやさんを選びたいたいなと思いました。
坂本教授の日本でいちばん大切にしたい会社5に紹介されている。
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