「働きがいのある会社」とは

マイケル C. ブッシュ&GPTW調査チームの著書「世界でいちばん働きがいのある会社」を読んでみました。

著者のGPTW(グレート・プレイス・トゥ・ワーク)は、米国ではフォーチュン誌「働きがいのある会社100」の調査元として知られています。
日本でもGreat Place to Work® Institute Japanが、2007年から毎年日本における「働きがいのある会社」ランキングを発表しています。
このランキングの上位企業をみると、かなり入れ替わりもあり、なんとなくトレンド企業が選出されている感があり、「働きがい」の評価基準はなんだろうなと思っていました。

本書によるとGPTWでは「働きがい」=「働きやすさ」+「やりがい」と定義していますが
「働きやすさ」とか「やりがい」と言うのは目に見えにくいものですが、働きがいのある会社の特長として

● 働きがいのある会社は競合他社よりも売上高成長率、定着率、生産性、顧客へのサービス、イノベーションなどで勝っている。

● 働きがいのある会社はあらゆる従業員に対して敬意を示し、多くを学び、成長できる場を提供すると共に従業員が自分の仕事の意味を見いだせるよう手助けしている。

● 働きがいのある会社は、人間らしい関係を育むことで、従業員同士が互いを思いやる環境を醸成している。

● 働きがいのある会社は、経営者が従業員を「公正」に扱い、会社が従業員と「繁栄」を分け合っている。

これらの事から従業員の働きがいは、業種や組織の規模、上場企業か否か、特別な福利厚生があるかどうかとは関係なく、それよりも、働きがいのある会社の共通していたのは
「従業員が経営者、管理者を信頼し、自分の仕事に誇りを持ち、一緒に働いている人たちと連帯感を持てる」ことであったと述べています。

まさにこれは坂本先生が「人を大切にする経営学会」や講演、著書で何度も述べられてきたことと全く同じことであり、今まで日本型経営と欧米型経営と比較されてきましたが、これから全世界の企業に必要なのは、唯一「人を大切にする経営」しかないということが確信されました。
働きがいのある会社になるためには人を大切にする経営が不可欠ですね。

㈱エムズコーポレーション
西森義人

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