『フェイスブック暴かれた「密約」利用者データ150社と共有』

▼『フェイスブック暴かれた「密約」利用者データ、
150社と共有』

2018年12月23日付け日経新聞の記事の表題です。
フェイスブックが、アップル、アマゾン・ドット・コム、
マイクロソフトなど150社と情報共有していた
との記事です。連絡先へのアクセスや個人メッセージの
中身を見ることができたそうです。私もFBを使用していますが、
こんな利用、許諾した記憶がありません。

▼個人情報保護法
日本で運用する以上、日本の個人情報保護法の規定に
従わなければなりませ。
そのためには、プライバシーポリシー等で取得した個人情報を
何のために利用するのかを公表しなければならないことに
なっています。一方で、公表されていれば、
それを利用する利用者側は、一応それを了承したものとして
取り扱われます。しかし、通常、プライバシーポリシーなどを
詳しく読んでから利用するという人はどのくらい
いらっしゃるのでしょうか。

▼FBのプライバシーポリシー
 FBを改めて見てみると「データに関するポリシー」
という記載欄に次のように記載されています。
「Facebookは、Facebookグループ企業内だけでなく、
弊社の外部パートナー、および利用者がつながりシェア
している世界中の人とも、本ポリシーに従って、
情報を世界的に共有しています。」
今回の各企業は、この外部パートナーにあたる
ということでしょうか。あいまいな表現で、
実際はどこまで「共有」されているのか分かりません。
さらにその後に
「利用者の情報は、本ポリシーに記載される目的で、
米国やその他利用者の居住地以外の国に移転、転送、
保存、処理される場合があります。」
とあります。保存まではともかくも「処理」というのは
気になります。
つまり、何らかのデータに変更を加えることになります。
自分の情報を「守る」ことは、益々難しくなってきます。
皆がやっているから大丈夫、という時代ではないようです。

 (学会 法務研究部会 常任理事 弁護士山田勝彦)

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