人形工房「ふらここ」 社長が経営を語る

前回、ふらここが頭を抱えるクレームについて、アドバイスのコメントを読者の皆様から返信いただいています。情報共有と連携に感謝申し上げます。

社長からは、今後の経営について熱い思いを頂戴しました。皆様の応援への返礼として受け取っていただければ幸いです。

「人を大切にする経営とは、誠実に社員1人ひとりと接することだと思います。真摯に対応する。経営者として社員やお客さまにごまかしやいい加減な対応はダメです。経営者は真剣に社会の問題にかかわっていく。同時に社員を守り社員が生き甲斐をもって働ける環境をつくる。ふらここの経営者に強いリーダーシップはいらないのです。空気のような存在でいい。会社は社員のものですから」

ふらここには指示待ちの社員がいません。皆が自主性を発揮し仕事のやりかいを感じて生き生きと仕事をしています。仕事をこなすのではなく、自分の人生を自分で確立し豊かにしていく。原さんの経営は人形をつくるだけでなく社員の自己実現をつくります。

人を大切にする経営学会の機関紙3号(2022年5月末刊行予定)において、ふらここの記事が掲載される予定です。こちらでもお楽しみください。(学会会員:根本幸治)

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