家族との時間
2021年3月19日、長女の小学校の卒業式がありました。
卒業式では、校長先生のお話で深く共感したことがありますので紹介します。
コロナ禍で多くの学ぶ機会を得たのではないか?と卒業生に3つの学びについてお話ししてくれました。
- 命と健康の大切さ
- 今という時間の大切さ
- 我慢することは決してあきらめることではないということ
「当たり前と思っていたことがどんなに幸せだったのか。明日も、今日と同じように幸せな日が来るとはわからない。だから、今を大切にし、精いっぱいの努力をしてください。たくさん我慢することはあるが、あきらめず下を向いているのではなく前を向いて、次のチャンスのためにエネルギーを貯めましょう!」
という内容です。
今年、私もコロナ禍で感じていたことを校長先生がお話ししてくれて、娘は本当に良い先生と出会えて小学校を卒業できるのだと心より感謝しております。
卒業式に出席して思い返すのは、長女とは一番親子の時間が少なかったと思います。
大事な時期に、私は会社の命令で家族とともに愛知県から神奈川県への転居を行い、長女は小学校も転校することになってしまいました。わずか1年間の神奈川県での生活でしたので、転校させる必要もなかったでしょうし、結局、私はその後2年間の単身赴任をしていたこともあり親の都合で振り回わしてしまったと反省しています。また、単身赴任中も月に一度は帰省しますが、次女の相手を優先してしまい、長女とは会話も少なかったと思います。
人を大切にする坂本先生の教えの中で、「家族は離れ離れに暮らすものではない、単身赴任などもってのほか」と言われております。本当に貴重な長女との時間を無駄にしてしまったと後悔しております。
五方良しの経営に、「従業員とその家族の幸せの追求」とあります。
今年1年間、人を大切にする経営学を学ばせていただき、自分自身も大切にすること、家族も大切にすることの大切さを痛感させられました。これからはもっと家族サービスも行いながら仕事も家庭も両立していきたいと思いますし、そのような働き方ができる職場環境に当法人も整えていきたいと思います。
人財塾3期 社会福祉法人 檸檬 櫨丈一郎
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