タイム・パフォーマンスと仕事

「今日、誰のために生きる?アフリカの小さな村が教えてくれた幸せがずっと続く30の物語」(ひすいこうたろう、SHOGEN著)という本の帯には「効率よく生きたいなら、生まれてすぐ死ねばいい」という衝撃的なフレーズが記載されて… タイム・パフォーマンスと仕事 の続きを読む

法務部会より御礼及び引続きご協力のお願い

以前にお知らせ致しました法務部会です。 先月お知らせしましたが、法務部会では、「就業規則」を研究課題として取り上げ、人を大切にする会社の就業規則について、どのように規定され、運営しているのかの調査を行っております。 現在… 法務部会より御礼及び引続きご協力のお願い の続きを読む

利他の意味するところ

一般的には利己よりも利他の精神をもった方がいいと言われます。確かにそのとおりだと思います。私も「利他」に価値を置いています。 しかし「GIVE&TAKE「与える人」こそ成功する時代」(アダム・グラント著)では、自分よりも… 利他の意味するところ の続きを読む

人を大切にする経営と競業避止義務

競業避止とは、ご承知のとおり当社と類似する事業を行わないということを意味し、社員との採用時や退職時に誓約書等を提出されることがよくなされています。  競業避止は、就業中は、労働契約に付随する義務として認められ、退職後は特… 人を大切にする経営と競業避止義務 の続きを読む

目から鱗

マルクス・ガブリエル氏の著作に「わかりあえない他者と生きるー差別と分断を乗り越える哲学」(PHP新書)があります。マルクス・ガブリエル氏は「新しい実在論」を提唱している哲学者です。  この本の中に次のような文章があります… 目から鱗 の続きを読む

人を大切にする経営者を追いかける法律

育児・介護休業の改正法が令和6年5月31日に公布され、来年令和7年4月1日から施行されます。  主に5つの改正がなされました。 1つ目は、柔軟な働き方を実現するための措置等が義務づけられました。これは3歳以上、小学校就学… 人を大切にする経営者を追いかける法律 の続きを読む

法務部会より再度のご協力のお願い

以前にお知らせ致しました法務部会です。 人を大切する経営学会の一研究活動として、企業経営に関わる法令関係などについて、法令順守の効果的方策と難解な法令を中小企業にわかりやすく解説・普及のための方策を推進する活動を行ってい… 法務部会より再度のご協力のお願い の続きを読む

計画運休等への対応

明日、明後日は、第11回人を大切にする経営学会全国会議が開催されます。 既に皆さまご承知のとおり、台風10号の影響を考慮し、大会は全面オンラインとすることが決定され一昨日告知されました。坂元光司会長、井上善海実行委員長及… 計画運休等への対応 の続きを読む

全てのやり方を変える必要はない

島根県立大社高等学校は、2024年8月17日、早稲田実業高等学校をやぶり93年ぶりに夏の大会8強入りしました(残念ながらその後神村学園高等部に負けてしまいました)。  この大社高校野球部は2年前まで管理野球をしていたそう… 全てのやり方を変える必要はない の続きを読む

「事業性融資の推進等に関する法律」とは何か

2024年6月7日に「事業性融資の推進等に関する法律」が成立しました。成立後2年6か月の間に施行されることになります。  この法律は、企業に対する金融機関の融資の担保の在り方・仕組みを変えていこうという法律です。  これ… 「事業性融資の推進等に関する法律」とは何か の続きを読む

「待つ時間」を大切に

法務省が主唱する「社会を明るくする運動」(社明運動)が74年目となりました。もともとこの運動は、1949年に戦後の荒廃した町にあふれた戦争孤児など、多くの子どもたちの将来を思って銀座商店街有志が行った「銀座フェアー」が元… 「待つ時間」を大切に の続きを読む

自由と責任

「自由と責任」の問題は、哲学的にも社会学的にも大きな問題であり、これまで何人もの先達者が議論をしてきたところで、これらの議論は難しすぎて、我が身にしっくり落ちてこないと思っています。 しかし、一方でとても身近な問題でもあ… 自由と責任 の続きを読む

どちらが社員を大切にしているか

法律は、一応その規定の趣旨(目的)があるものの、規定自体は無色透明なので、その運用が重要となります。  今回取り上げるのは年次有給休暇(年休)です。  皆さんの会社の就業規則では、年休の翌年への繰り越しができるようになっ… どちらが社員を大切にしているか の続きを読む

下請法運用基準の改定

公正取引委員会は、令和6年5月27日、下請代金支払遅延等防止法に関する運用基準」の改正をしました。改正は、令和5年11月29日に公表された「労務費の適切な転嫁のための価格交渉に関する指針」等を踏まえて、下請法の買いたたき… 下請法運用基準の改定 の続きを読む