第6期生プログラム終了にて

先月3月9日EMBA第6期生としてのプログラムを終了した今、充実感、満足感と同時に、使命感など様々な心境にあります。

私は、岡山県備前市で㈱大西商店代表取締役として印刷業を営んでいます。
入塾のきっかけは、地元で取引のある先輩経営者(3期生鷹取醬油㈱鷹取宏尚社長)から
「企業で地元を良くしていこうや!」
と声を掛けていただき、備前市において3期生から繋いでいるバトンを渡していただいたことでした。
ただ、内容はよくわからず、その先輩経営者のいう事であれば間違いないだろうという事、また、「“いい会社を目指す”ための学び」その言葉に惹かれた事です。

私は、10年前、婿養子として入社した我が社の代表取締役に就任しました。
「会社の規模は経営者の器に比例する」とよく言われますが、私はそんな大きな器ではない事は自分でも重々承知しており、そんな中でも会社は守っていかなくてはいけない。だったら、“Big company”より“Good company”を目指して会社を守っていこうと、常々思っていましたので、これは良い機会をいただいたと思いました。
(ただ、器を大きくすることを諦めているわけではありません。「私は“大器晩成中!”まだまだこんなもんじゃない!」と思っています。)

また、先ほども申したように、私は婿養子です。縁もゆかりもないこの地に骨を埋めると決めたからには、「このまちを好きにならないといけない、少しでも良くしていかないといけない!」と思っていましたので、その2つの思いが合致し、入会を希望しました。

プログラムでは、沢山の事を学びました。
特に島根県、長野県、静岡県は地方にありながらいくつもの「いい会社」が同じ方向にベクトルを向けてそのまちを元気にしていることは非常に参考になり、勉強になりました。
修了課題であるプロジェクト研究発表においても、文字通り「企業が地域を変える!」と題した発表を行いました。
通常、学んだことから仮説を立て、検証し結論に達するのが普通ですが、私の場合は「地域を変える」という結論に達することが出来ないので、「決意表明」として発表を締めさせていただきました。
これからです!
3期生から繋いできたバトンを繋ぎながら、「ひとを大切にする経営イズム」を広め地域を変えていきます!

経営人財塾6期生 株式会社大西商店 代表取締役 大西真司

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