副業・兼業の善し悪し

厚労省による「副業・兼業の促進に関するガイドライン」(最終改訂令和4年7月)による企業の対応の「基本的な考え方」には、「裁判例を踏まえれば、原則、副業・兼業を認める方向とすることが適当である。」と指摘されています。これは… 副業・兼業の善し悪し の続きを読む

有給休暇の取得と人を大切にする経営

人材塾の塾生と坂本先生が執筆した「会社の『偏差値』」では、人を大切にする会社の「年次有給休暇の取得率は70%以上であり、時間単位の制度もある」と言われています。  厚労省の調べによると、令和4年時点で年次有給休暇取得率の… 有給休暇の取得と人を大切にする経営 の続きを読む

法務研究部会にご協力を!

人を大切する経営学会の活動として、法務研究部会の活動がございます。企業経営に関わる法令関係などについて、人を大切にする経営という観点から研究する活動をしております。コロナ禍で一時活動を停止しておりましたが、昨年より再開し… 法務研究部会にご協力を! の続きを読む

人を大切にする会社に内部通報窓口は必要か

2024年5月4日の日経新聞電子版に「中小企業、「内部通報窓口なし」はリスクです」との記事が掲載されていました。  公益通報者保護法では、社員300人超の企業は内部通報窓口の設置が義務化され、300人以下の企業も努力義務… 人を大切にする会社に内部通報窓口は必要か の続きを読む

日本のジェンダー・ギャップ

4月から始まったNHKの朝ドラ「虎に翼」は、弁護士業界で日々話題に上がるドラマとなっています。伊藤沙莉さんが演じているヒロイン猪爪寅子のモデアルは、三淵嘉子さんと言われています。三淵嘉子さんは、初の女性判事補となった石渡… 日本のジェンダー・ギャップ の続きを読む

「夢なきものに成功なし」とは

皆さんご承知の吉田松陰さんの言葉です。 夢なき者に理想なし、 理想なき者に計画なし、 計画なき者に実行なし、 実行なき者に成功なし、 故に、夢なき者に成功なし。 では、経営者にとって、夢、理想そして成功とは何か。この問い… 「夢なきものに成功なし」とは の続きを読む

仕事のストレス

日経ビジネスの4月15日号の特集は、「メンタルクライシス 人と会社を守る4つの処方箋」と題して、仕事のストレスを特集しています。  仕事のストレスというと業務内容のプレッシャーやパワーハラスメントだと言われてきましたが、… 仕事のストレス の続きを読む

「プリンシプル」という考え方

ンプライアンスでは、最近「プリンシプル」ということが頻繁に言われています。プリンシプルとは、直訳すれば、原理・原則ということです。コンプライアンスでは、「プリンシプル」は、社会や事業分野において存在する規範を言語化し、そ… 「プリンシプル」という考え方 の続きを読む

日に3回、食事の度に顧みる

2月末に「『食事』できることの感謝と題して」禅宗の「五観の偈」の第一につき、書かせて頂きました。そのままでは中途半端になってしまうため、本日は五観の偈をご紹介したいと思います。 前回書かせて頂きました始まりは「一には功(… 日に3回、食事の度に顧みる の続きを読む

「トラックGメン」は他人事ではない

いよいよ4月より、これまで残業規制の猶予を受けていた医師、建設、物流の3業種も対象となり、違反企業には罰則が課せられます。  物流に関し、昨年7月、トラックGメンが創設されました。国土交通省によると、全国162名体制で、… 「トラックGメン」は他人事ではない の続きを読む

優秀な人財を傍に置く

経営学者の菊澤研宗氏によれば、組織が合理的に判断を下しているように見えても、実は不合理な結論に流れてしまう傾向として、次の3点を指摘しています。 1 組織全体の合理性と組織に参加している個別の合理性とが一致しない場合には… 優秀な人財を傍に置く の続きを読む

コミュニケーションの難しさ

コンプライアンスが確立している会社では、経営側と社員側とで良好なコミュニケーションが形成されています。何かあった時もなかった時も、直ぐに話し合える関係性を作っていることが必要です。  コンプライアンスに問題のある会社は、… コミュニケーションの難しさ の続きを読む

BCPの具体化を

時々、このテーマを書かせて頂いておりますが、BCPは社員の命と健康を守る都共に、事業の継続をいかに実現するかが課題です。今日は、東京におけるBCPの必要性とその具体化について考えてみたいと思います。  現在、東京にかかわ… BCPの具体化を の続きを読む

食事できることの「感謝」

禅宗では、食事をする前に、「五観の偈」を唱えるそうです。 五観の偈は、「一には功(こう)の多少を計り、彼の来処(らいしょ)を量(はか)る」から始まります。 その意味は、「この食事がここに来るまで、いかに多くの人々の手間や… 食事できることの「感謝」 の続きを読む