信頼と信用

信用と信頼について、ビジネスの世界ではよく話題になります。信用は、過去の実績など、目に見える確からしい成果・業績の積み重ねにより得られるもの、信頼とは、将来に向けてその会社、その人に頼りたいと思う気持ち、というように整理… 信頼と信用 の続きを読む

経営理念の徹底

私は従前から、就業規則に経営理念をきちんと位置付け、就業規則の解釈も経営理念に基づいて解釈するようにしたらいいのではないか、と提案をしております。就業規則とは主に社員の就業に関しての約束事であるものの、経営者側も当然に就… 経営理念の徹底 の続きを読む

社外取締役に女性活躍の道を

11月20日付けの日経新聞に「女性・外国人取締役、主要企業の半数でゼロ 民間調査」との記事が出ていました。この点、日本は他の欧米諸国に比べて遅れているように思います。新聞の記事によれば、アメリカS&P500種株価指数やイ… 社外取締役に女性活躍の道を の続きを読む

法律と倫理

これまでも本ブログで法律はあくまで最低限の決め事であり、法律を守ることは当然としても、法律さえ守ればいいというものではないというメッセージをお伝えしてきました。  ソクラテスは、法律に関して次のように言っていたと言われて… 法律と倫理 の続きを読む

狡猾なカエルを許すな

世の中が大きく変化しています。新型コロナウイルスの影響もあるとは思いますが、それ以上に急速に世界が新しい時代にむかって変化しています。私ども弁護士の業界は、「ブルシットジョブ(クソどうでもいい仕事)」の内のgoons(日… 狡猾なカエルを許すな の続きを読む

取締役報酬は社員が納得できる基準が必要

今年改正施行されました会社法では、株主総会で報酬を決議しない企業に対して、取締役の個別報酬に関する決定方針を取締役会で決議、開示することが決められました。これは、多くの企業で個別の取締役報酬の決定を代表取締役に一任してい… 取締役報酬は社員が納得できる基準が必要 の続きを読む

謝罪、お詫び、そして遺憾

何か問題が生じてしまった場合、記者会見、株主総会、お客様対応等でどのようなスタンスに立つか、言葉の使い方が問題となることが多くあります。この点、法律では特にどの言葉がどの意味を持つかということが明確になっているわけではあ… 謝罪、お詫び、そして遺憾 の続きを読む

意外と身近な独禁法の今後

経産省が「えっ?!これってカルテルなの??」という小冊子を出しています。ご覧になられた方も多いと思います。たとえば、懇親会の席上で、 A「最近〇〇の原材料上がっているよねえ。」 B「そう。もう価格上げないとやってられない… 意外と身近な独禁法の今後 の続きを読む

「採用時の情報収集方法の適否」

昨年ころから、就職活動に際して、企業から就活者の「裏アカ」特定サービスを利用する需要が増えているという記事等を目にする機会が増えました。ご承知のとおり、「裏アカ」とは「裏アカウント」のことで、SNSで発信する場合に、表の… 「採用時の情報収集方法の適否」 の続きを読む

「つながらない権利」

9月27日の日経デジタル版に「時間外の業務連絡切る『つながらない権利』、世界で普及」との記事が出ていました。  2021年7月、イギリス労働党が「ニューディ-ル・フォー・ワーキング・ピープル」を発表し、テレワークを標準的… 「つながらない権利」 の続きを読む

日本の個人情報保護は遅れているのか?

個人情報保護法といえば、個人の情報を守ってくれるために制定された法律だと思われている方が多いと思います。もちろん、個人の情報を守るという視点はあります。しかし、日本の個人情報保護法は、次のように規定されています。 第1条… 日本の個人情報保護は遅れているのか? の続きを読む

真のリーダーは利他である

リーダーシップ論について、2つの本を平行して読んでいます。既に、皆さんは読まれていると思われますが、浅学な私はやっと読み始めたばかりです。 1つは、ジョン・L・ヘネシー著「スタンフォード大学名誉学長が教える本物のリーダー… 真のリーダーは利他である の続きを読む

完璧の呪縛

日経ビジネスデジタル版に、デジタル監の石倉洋子さんの記事「『完璧の呪縛』から逃れる処世術」という記事が出ています。  「完璧の呪縛」とは、100パーセントできるようにならないうちは何も出来ない(したくない)ことの呪縛を示… 完璧の呪縛 の続きを読む