改めて「家族的経営」を考える
日本の中小企業は家族的経営をしてきたと言われることがよくあります。 しかし、「家族的経営」といっても明確な定義はみあたりません。少なくとも「家族経営」とは異なります。家族経営は、一般には同族経営、親族経営を指しています。… 改めて「家族的経営」を考える の続きを読む
2008年5月23日から毎日欠かさず更新続けてきた、法政大学大学院 政策創造研究科 坂本 光司 研究室のブログ。 2018年3月に坂本教授が定年退官になりました。 4月1日より、人を大切にする経営学会のブログとし、10年間の財産を継承して、 前へ前へと進んでいます
日本の中小企業は家族的経営をしてきたと言われることがよくあります。 しかし、「家族的経営」といっても明確な定義はみあたりません。少なくとも「家族経営」とは異なります。家族経営は、一般には同族経営、親族経営を指しています。… 改めて「家族的経営」を考える の続きを読む
日本経済新聞「主要企業7割が人権デューデリ実施 外部から対応要請も」(2024年2月3日付け)の記事によれば、同社が2023年10月に「人権デューデリ(人権DD)」に対する調査を行ったところ、239社から回答があり、調査… 契約書の「サステナビリティー条項」 の続きを読む
人を大切にする経営を実践されているインテグリティな経営者は、有能な部下を恐れることなく、自分の周りに有能な部下がいると言われています。 この有能な部下とはどのような部下をいうのでしょうか。きっと、経営者の発言を鵜呑みに… 部下や若手の意見を聞く姿勢 の続きを読む
今年2024年1月13日の日経新聞に、FRONTEC社が調査した日本企業における不正調査の結果が掲載されていました。 過去5年以内に発生した不正に関して、調査回答社220社の内、24.6%が過去5年間に外部調査が必要な不… もう一人の自分との対話 の続きを読む
1月1日、能登半島を中心に大きな地震が発生しました。多くの人が復旧のために懸命に努力をされておりますが、18日経った今でも、全く復旧の目途すら立っていません。まずは被災された皆様に対し、心よりお見舞い申し上げます。 今… こんな時だからこそBCPを の続きを読む
2024年も多くの法律改正がありますが、業界に関わらず重要な改正は、労働関係法の改正です。 労働者を雇用する時には、会社は、労働者に対して、労働条件を明示しなければなりません(労働基準法15条)。この労働条件には、必ず… 2024年の法改正 の続きを読む
新たな年を迎えて5日目となりました。昨日から仕事始めを迎えられたところも多いと思います。本年もよろしくお願い致します。 さて、2024年といえば、働き方改革関連法による物流業界への時間外労働上限適用問題が気になるところ… 2024年のご挨拶 の続きを読む
いよいよ年末となりました。年末に気持ちよく1年を終えたいという12月、また新たな不正が報道されました。今度はダイハツです。大手企業の不祥事が相次ぐ日本は本当に心配になります。ダイハツは、責任は現場ではなく、経営陣にあると… 「ずる」とお天道様 の続きを読む
いい会社に訪問させて頂くと、経営者の方がとても気安く社員一人一人に声がけをする場面を拝見します。 「おう、がんばってるか?」「体調はどうだ?」「お子さんの風邪は治ったかな?」社員一人一人の状態を見ながら声がけをします。社… 「心もち」を大切にする の続きを読む
多分、子どもの頃から使っているのは一生懸命であろうと思います。 大人になってから一所懸命という言葉があるのを知りました。 一所懸命とは、武士が1つの領土を命がけで守ることが元々の語源であり、その後所領という考え方がなくな… 「一所懸命」と「一生懸命」 の続きを読む
今年の不祥事のトピックとなったBM社ですが、その経営理念をみると次のようになっているそうです。 「一、常にお客様のニーズに合ったクオリティの高い商品、サービス、情報を提供する 一、目標利益を確保して会社を存続発展させる … 企業の社会的貢献とは の続きを読む
「理不尽な値下げ交渉には一切応じない!」株式会社さくら住宅相談役の二宮生憲さんの創業以来の徹底した方針です。まだ「カスタマーハラスメント」という言葉が世の中に出る以前から、二宮相談役は社員を守るために、この方針を貫いてき… 「お客様は神様です」から「お客様は大切な人です」の時代へ の続きを読む
最近、会社ぐるみで保険金の不正請求をしたり、公の樹木を伐採していたり、100年以上の歴史ある関西のエンターテイメントグループ内で陰湿なイジメがあったなどという報道が続いています。日本社会の劣化が気になるところです。 10… 全ての社員にインテグリティを の続きを読む
就業規則には労働契約における「定型約款」的な性格があります。 労働契約法7条には、「使用者が合理的な労働条件が定められている就業規則を労働者に周知させていた場合には、労働契約の内容は、その就業規則で定める労働条件による… 多様な働き方時代の就業規則と労働契約 の続きを読む