労働時間と休暇と怠惰

以前にこのブログで、労働時間について書かせていただいたことがあります。日本では1947年に一日8時間労働制となり週休1日でしたので、週48時間と定められていました。その後1987年に週休2日を前提に、週の労働時間は40時… 労働時間と休暇と怠惰 の続きを読む

転職や副業は奨励されるべきか

10月13日付け日経新聞に「転職・副業で受け入れ先支援 首相表明、学び直し拡充」との記事が出ていました。政府は「新しい資本主義」にむけて、「人への投資」として、3つの柱を表明しました。  1つめは転職や副業を受け入れる企… 転職や副業は奨励されるべきか の続きを読む

パワハラは、「あおり運転」と同義

パワハラは、「あおり運転」と同義  この表題は、日経メディカルデジタル版(2022年10月3日)に掲載された記事の表題です。少し、ドキッとする題です。  あおり運転は、昨今重大な死亡事故等も発生し、「妨害運転罪」として2… パワハラは、「あおり運転」と同義 の続きを読む

社員の給与が差押えられたら

社員の給与が差押えられたら  あまりあってほしくないことですが、第三者から社員の給与を差し押える旨の通知が会社に届くことがあります。たとえば、社員がローンの返済ができなかった場合や税金を滞納したような場合です。  差押通… 社員の給与が差押えられたら の続きを読む

イノベーションが困難な理由

経済学者は、完全に合理的な人間を前提として経済を論じているが、実際の人間は必ずしも完全合理的に行動できるわけではない、というところから生まれたのが、行動経済学、経済心理学という分野だと言われています。  その分野の研究者… イノベーションが困難な理由 の続きを読む

いよいよ産後パパ育休の施行開始

皆様すでにご承知のとおり、本年(令和4年)10月1日から、産後パパ育休の制度について改正法が施行されます。  産後パパ育休とは、法律的には「出生時育児休業」と言われています。  妊婦の方は、これまで産前産後休業があります… いよいよ産後パパ育休の施行開始 の続きを読む

集中力と緊張感

9月5日、6日と第9回人を大切にする経営学会全国大会が行われ、その中で「日本でいちばん大切にした会社」受賞企業報告会が実施されました。コロナ禍ではありましたが、オンラインと会場とのハイブリッド方式で多くの方が参加されまし… 集中力と緊張感 の続きを読む

LGBTと企業活動

2022年6月8日、日本弁護士連合会において「企業活動とLGBT」との表題でシンポジウムが開催されました。  企業活動とLGBTに関しては、たとえばスターバックスコーヒージャパン株式会社が、2017年1月から導入した同性… LGBTと企業活動 の続きを読む

借地権の評価?自家用と事業用の違い

借地人を強く守もっているのが日本の借地借家法です。 借地法ができたのは昭和16年です。まだ私有地をもたない人が大半だった時代に、国民の居住を確保するため、借地人を守る形で借地法ができました。借地はうん十年続きますし、地主… 借地権の評価?自家用と事業用の違い の続きを読む

服務規定の定め方について

就業規則の服務規程、遵守規定については、様々な規定がありますが、それらの規定は基本的に「●●をしてはならない」「●●はしない」というように禁止規定として定められています。たとえば次のような記載です。 ① 許可なく職務以外… 服務規定の定め方について の続きを読む

懲戒処分のあり方

最高裁判所、2022年6月、パワハラで停職6カ月となった地方公務員の処分は「相当」と認めました。新聞報道によれば、部下への暴行などで2017年に停職2カ月と同6カ月の処分を受け退職した富山県氷見市の元消防職員の男性が、市… 懲戒処分のあり方 の続きを読む

北洋建設株式会社さんが東京弁護士会人権賞をとりました

弁護士は、日本弁護士連合会に所属するとともに、各都道府県の弁護士会に所属しなければなりません。通常1都道府県に弁護士会は1つなのですが、東京だけは、東京弁護士会、第一東京弁護士会、第二東京弁護士会と3つの会に分かれていま… 北洋建設株式会社さんが東京弁護士会人権賞をとりました の続きを読む

「こどもかいぎ」から学ぶ

7月22日から豪田トモ(企画・監督・撮影)の映画「こどもかいぎ」が上映されています。とある保育園の年長さんを中心とする子どもによる「かいぎ」を中心に保育園の1年間を撮影したドキュメンタリーです。 担任の先生を囲んで、7,… 「こどもかいぎ」から学ぶ の続きを読む

人生二毛作時代と副業

 「第二の人生」とは、ドラッカー氏による1969年日本出版の「断絶の時代」に書かれたおり、「人生二毛作」は2010年の外山滋比古氏の著書の言葉です。いずれも人生の20年以上を仕事中心の生活を送ってきた中高年に向けた後半戦… 人生二毛作時代と副業 の続きを読む